こっぺぱんさん(高校2年)は、一人の友達との出会いで「教員になりたい」という夢を持つようになりました。ですが、教員という職業に対して否定的な親にそのことを伝えられないでいます。

不登校の子どもを救う数学の教員になりたい

私は高校2年生です。私には中学3年生からの夢があります。それは、教員です。私は数学が好きだし得意なので、数学を教えたくて中学や高校の教員になりたいと思っています。

教員の仕事に憧れて……(写真はイメージ)

教員になりたい理由はもう一つあります。

私の友達は中学1年生のときに起立性調節障害を患い、不登校になってしまいました。

最初は学校に来ていましたが、次第にまた学校を休むように。私はその友達のことを気にかけ、話を聞くなどサポートしていました。そのかいあってか、また登校できるようになったんです。

友達は通信制の高校へ進み、今は楽しく学校に行っているそうです。

そうした経験から、不登校になってしまった子たちに少しでも学校に来られる手助けをしたい、だから教員になりたいと思うようになりました。

将来について親に相談できない……

「教員になりたいとか言わないで」親に相談できない

しかし、親が教員という職業を好んでいません。理由はよくわかりませんが、過酷な労働環境や割に合わない給料などのネガティブなニュースを多く耳にしているからかもしれません。

「お願いだから教員になりたいとか言わないでよね」「教員になりたいって思う人、本当に尊敬するわ」などと言われ、教員になりたいと伝えられずにいます。

少し察してほしくて「私、人に教えたりするの好きなんだよね」と伝えたら、「え、それ教員じゃん(笑)。まじやめてよね」って言われました。正直傷つきました。担任の先生に相談するべきか迷っています。(高校2年・こっぺぱん)

編集部にあなたの声を聞かせてください

この記事は編集部に届いた読者の声をもとにしてつくりました。

あなたが学校生活を送る中で困っていることや疑問に感じていること、同世代の他の人たちに伝えたいこともぜひLINEアカウント「高校生新聞編集部」に送ってください。

メッセージの最初に原稿のテーマ、学年・性別(さしつかえなければ)・ペンネーム(アカウント名は掲載しません)を明記してください。記事で紹介させていただく場合は編集部から連絡します。