青春、そう聞いて思い浮かぶのは何ですか? 楽しい思い出はもちろん、部活で疲れた日の倦怠(けんたい)感、友達とうまくいかない悔しさ、努力を重ねたあの日々も、きっと青春。高校生記者に、そんな青春時代に聴きたい共感できる青春ソングを紹介してもらいました。
高校サッカーの応援曲
Little Glee Monster「足跡」
高校サッカーの応援曲だったこともあり、熱い歌声と青春らしい葛藤が表現されている歌詞がマッチしています。
特に運動部でも文化部でも、大会に向けて仲間と一緒に部活を毎日一生懸命頑張っている人には共感してもらえる曲だと思います。(マリーナ=3年)
くじけそうな時に聴くと頑張れる
湘南乃風「ライバル」
私が中学校時代にソフトボールをやっていた頃に、仲間とよく一緒に聴いていた曲です。第98回全国高校野球選手権大会の地方予選の中継番組でも応援ソングとして起用されていました。
歌詞には高校球児たちの野球にかけた思いや焦り、不安な感情が全部この曲に詰まっています。ソフトボールを引退した今でも、くじけそうなときにこの曲を聴くと頑張れます。(甘党信者ゆーの=2年)
退屈な毎日のかけがえのなさに気付く
Mrs.GREEN APPLE「春愁」
私はこの曲の歌詞が青春だなと感じます。初めてこの曲を聴いたときは、励んでいた部活動のことを思い出して涙が出そうになりました。
退屈な毎日かもしれないけれど、「すごくかけがえのない時間なのだな」と考えさせられます。共感できる歌詞に注目しながらぜひ聴いてみてください。(さわ=3年)
行事が終わった後の夕方に聴いてほしい
藤井風「青春病」
この曲は一般の明るい青春ソングではなく、なにか行事が終わったあとの夕方に聴くような曲です。サビの「儚いものばかり求めて いつの日か粉になって散るだけ」のところはまさにジーンときます。
私の好きなところは2番Bメロ。リズムがここだけ軽やかで楽しいんです。「どこへ向かって走り続けんだっけ 気付けばまた明ける空」という高校生らしい今の自分を象徴しているような歌詞がいいんです! (めておーら=2年)
爽快で前向きな歌詞に魅了
CHiCO with HoneyWorks「決勝スピリット」
高校バレーボール部の青春人気アニメのエンディングテーマになっています。運動部員として全国トップを目指している人たちにグッと刺さることまちがいなしです。
敗北をものともせず、次のステップへ駆け抜ける爽快かつ前向きな歌詞は、聴く人々を魅了して離しません!(カモミール=2年)
ポジティブに生きる大切さを教えてくれる
ウルフルズ「ええねん」
「ええねん」という大阪ことばを繰り返し使い、そのストレートな言葉がとても心にささる、すてきな青春ソングです。
私たち中高生は勉強や恋愛、友達関係など、さまざまな悩みを抱える時期だとは思いますが、そんな中でも「ポジティブに考えよう!」という前向きに生きることの大切さを教えてくれる、そんな一曲になっています。(☆KOHGA☆=2年)
自分と誰かを比べちゃうときに聴きたい
阿部真央「Believe in yourself」
ベイビーステップというアニメのオープニングテーマにもなっています。青春を感じるのはズバリ歌詞。サビ前の「誰かと自分を比べるよりも 己を誇れる人になりたい」というフレーズがあるのですが、誰かと自分を比べた経験ありますよね? そんなときこの考え方ができれば大変なことも乗り越えられるはずです。(ピーナッカ隊長=3年)