コロナ禍で勉強する場所が限られている今。私は、家で勉強しようと思っても、スマホなどの誘惑にすぐ負けてしまっていました。そんな日々の勉強ライフが、少しの工夫で一変した勉強法を紹介します。(高校生記者・いちごみるく=3年)

自宅だと誘惑に負けてしまう…

私は「自分は家で集中できるタイプだ」と思い込んで、家で勉強し続けてきました。しかし家だと自由に過ごせる分、スマホなどの誘惑に負けてしまう時もありました。

ついついスマホに夢中になって勉強をサボってしまう……(写真はイメージ)

高校3年生になって「このままではダメだ」と思い、学校の自習室に通うことを決意しました。ですが、2週間ほどで新型コロナウイルスが再拡大したのです。勉強できる公共施設は使えなくなり、テストも近くなって焦りが募っていきました。

オンラインで友達とつながって自習

そんな中、友達が「Google Meet(映像会議ができるGoogleのサービス)を使って一緒に勉強しないか」と誘ってくれました。「YouTubeのStudy with Meのような感じかな? 集中して勉強できるかも!」と思い、快諾したんです。

Google Meetを使って勉強中

ほかにも数人誘って、パソコンの画面の中で小さな自習室が始まりました。

いざ使ってみると、集中して勉強している友達が目の前にいて、自習室にいるような適度な緊張感が生まれました。だらけそうになったときも、「画面の向こうの友達は一生懸命やっている、私も頑張らないと」という気持ちになります。

この自習室でのルールは「必ずミュートにする」こと。これをするだけで、自分一人の空間でしっかり勉強することができます。

一人でもOK、お互い高めあえる

オンライン自習室の良いところは、1人でもできること。1人でも始めることができるので、リンクを共有していつでも入れるようにしました。生活スケジュールはみんなが同じではないので、早く起きた人は1人で勉強することもありますし、さまざまです。

また、お互い高め合うことができます。「テストでいい点をとる」「大学に合格する」といった同じ目標に向かって協力することで、意識を高めることができます。一般の自習室と同じで、これが最も大切なことだと思います。

友達と協力し、高め合うことができる

コロナ禍で勉強する場所がなくなっている方は、友達とオンライン自習室を活用してみてください。