3年間しかない、限られた高校生活。毎日ただ時間割をこなしていくだけじゃもったいない! あとから「やっとけばよかった……」と後悔したくないけど、一体何をすればいいのかわからないという人に向けて、今春高校を卒業した先輩たちから「高校生のうちにやっておくべきこと」を教えてもらいました。

目次

1. 制服で思い出を残す

2. 自分探しをする

3.課外活動にチャレンジ

4.勉強習慣は高1から

5.進路研究も早めに

「学校の制服」を着る日々、思い出に残そう

ほとんどの人が、高校を卒業した後着ることがなくなる制服。着こなしにいろんなルールがあって、面倒だなと感じることもあったかもしれないけれど、ある意味今だけの特権。写真や動画などに残したほうがいいという意見がありました。

制服姿を思い出に残そう(イラスト・ひなたさん)

 

行っとけ! 制服ディズニー

制服ディズニーはするべきだと思います。今、大学生が卒業した高校の制服を着て行くみたいなトレンドもあると思うのですが、それは「コスプレ」ですよね。

高校の友達といつも学校で着てる服で夢の国に行くと、すごく楽しいし、高校生のうちにしかできない経験だと思います。そして、たくさん写真を撮って思い出に残しましょう。

写真を振り返って見ると、ノスタルジックになってきました(笑)(Summer)

制服を着た姿を写真や動画に残す

制服でプリクラを撮ったり、写真を撮ったり、動画を撮ること。制服を着ている今だからこそ、プリクラなどを撮って思い出に残したかったです。

今はコロナ禍で、学校で通常通りに友達と会うことがままならず、あまり高校3年のときの思い出を形に残すことができなかったことを後悔しています。

友達といるときの「何気ないけど貴重な時間」を動画にすることで、会えない間も楽しかったことを思い出すことができる、価値あるものになると思います。(はなとぅぶ)

「自分探し」に存分に時間を使おう

自分が何に興味を持って、積極的になれるかを知るには、いろいろな世界に触れて視野を広げることが肝心。少しでも興味のあることはやってみて、自分探しを存分にしておきましょう。

自分の興味に従って行動する

「今興味があることを突き詰める」ことです。私は核兵器問題について興味があり、知りたいと思ったため、実際に広島・長崎に行き、直接被爆者の方からお話をお聞きしました。

高校生だからできること、高校生にしかできないこともたくさんあることに気づきました。少しでもやってみたいなと思ったら迷わず挑戦することをお勧めします! (しょうべり)

 
 

経験値を稼ぐ絶好のチャンス

高校生のうちにやったほうがよいのは、興味を持ったことに触れてみるということです。これは言うのは簡単ですが、日々の生活に追われてしまい、実現できる人は少ないのではないでしょうか。

しかし、一歩踏み出せれば、進路を決める際、その先の未来を考える際に必ずプラスに働くと思います。専門家や会社のSNSを見ることや、一般向けのイベントなどに参加するのがおすすめです。自分から行動すれば経験値も上がり、ぐんと成長できます。(らむね)

悩む前に行動を

「やりたいと思ったことは全てやっておいたほうがいい」ということに尽きると思います。

友達と遊びに行くのでも、何か欲しいと思ったものでも、言いたいことも、やらなきゃ何も変わりません。「後悔先に立たず」とは言いますが、行動を起こさないで悶々とした思いを抱えることになるのなら、行動してしまったほうがいいに決まっています。

できることはできるうちにしておかないと、後々痛い目を見ることのほうが多いのではないでしょうか。(タムカイ)

課外活動にチャレンジ

勉強や部活以外にも、高校時代にしかできない課外活動、たくさんあります。新しい発見ができる貴重な時間になるかも。

学外のイベントなどにも参加を

部活はもちろん、課外活動に興味を持ってみるといいと思います。部活でいっぱいいっぱいになってしまうかもしれませんが、課外活動で自分が「役に立つ」と思ったらとりあえずやってみるといいと思います。 (ちーちゃん)

参加資格「高校生」の活動がけっこうある

「高校生にしかできないこと」をやることです。数え切れないほどあるのですが、私がオススメしたいのは、応募資格が高校生のものに挑戦することです。

私の場合は、「高校生新聞の高校生記者」に応募して、高校生の間にしかできないことに取り組んできました。ほかに写真や作文、絵画などのコンクールにも応募資格が高校生までのものがあります。ぜひ高校生の間に、自分の得意なことから挑戦してみてください! (かーびぃ)

勉強習慣は早いうちに

入学したばっかりだし、大学受験も先だしと日ごろの勉強習慣をつけることを疎かにしていると、後で取り返しのならないことになるかも……。

高1のころから復習する習慣を

学校の勉強は高1のころからしっかり授業を聞いて、復習してという習慣をつけたほうがいいと思います。(ちーちゃん)

自分の進路としっかり向き合う

高校生活を思いっきり楽しむ。それももちろん大事ですが、「その先の進路を考えるための時間」と捉えて、1年生のときから行動を起こすと、自分の選択肢が大きく広がるようです。

 

「体験入学」がおすすめ

1年生のうちは時間がありますので、進路研究をすることを勧めます。「進学する気はないし」と思っている人も、ぜひ一度大学や専門学校の体験入学に参加してみてください。新たな発見があるかもしれませんよ。私は高1のときは私大の文学部志望でしたが、何校か体験入学に参加しているうちに、教育学部が選択肢に加わりました。

また、大学などに進学したい場合は、必ず志望校の入試について調べましょう。「1年生からそんなこと、まだ早いだろ」と思うかもしれませんが、後々役に立ちます。入試科目は何で、配点はどうかを調べておけば、勉強の計画が立てやすくなります。科目が小論文や面接だった場合は、早めの対策を勧めます。備えあれば憂いなしです。(かんちゃん)