インターハイ、国体、全国選抜大会という新体操の高校3大大会の常連。2009年度は全国選抜大会で団体優勝、10年度は地元開催の千葉国体で総合優勝(団体・個人)、11年度はインターハイで個人総合優勝(三上真穂さん=現東京女子体育大)を飾っている。
新体操はリボンやロープ、フープ(輪)、クラブ(こん棒)、ボールといった手具を使うが、高校の団体演技は複数年ごとに使う手具が指定される。この条件に応じ、作品構成を練って練習に臨む。練習は団体演技が中心だ。
「インターハイでは昭和らしい、印象に残る演技をしてほしい。そして、社会人や大学生とも競う11月の全日本選手権に出場し、入賞するのが目標」。指導に当たる塩屋恵美子先生は高い目標を掲げている。 (中村好伯)