こんにちは! 海外の大学を目指す、高校2年の早弁の鬼といいます。変なペンネームは、部活の朝練の後とてもおなかがすいて、1時間目が始まる前に弁当を食べ終わってしまったことから来ています(笑)。今回は、海外大を目指す私のタイムマネジメント術をお伝えしようと思います。

去年の模擬国連の参加証

海外大学を目指す準備はたいへん

海外大へ進学するには、日本の大学の比にならないほど多くのものが必要です。

評定、TOEFL、SAT、課外活動の記録、エッセーなど、総合的に受験生を判断するため、多くのものが必要になります。ハーバードなどのトップ大を目指すには、これら全てですばらしく優れていなければならないといわれています。

日本人の私は、国内大学受験の勉強もしています。国内大受験の範囲は膨大ですが、これは思っているよりも楽です。なぜなら、良い評定をとる必要がある海外大受験生は、日々の勉強を大事にするため、国内大学入試でも応用が効くからです。

課外活動もアピールしなければ

私が一番大変だと思うのは課外活動です。受賞歴があるとアピールポイントとなり、審査官の目にも留まりやすくなりますが、どんな課外活動でもよいわけではありません。重要なのは「自分が本当に好きなことか」ということです。

私はアカデミックなものを1つ、オリンピック系を2つとキャリア関係を2つ同時に進めています。本来ならこれほど多くのことをやりたくはないと思いますが、自分が全力を出せているのはどれも「自分が本当に好きなこと」だからです。

課外活動に取り組んでいるときは少しずつ夢に近づく感じがして、いつも楽しいです。

気持ちの切り替えとタイムマネジメントが肝心

では、どうやって全て同時進行でやっているのかですが、私は「気持ちの切り替え」と「タイムマネジメント」が重要だと思います。

気持ちの切り替えは、自分の居場所ごとに行っています。私は電車、学校、家の3つで切り替えています。各場所で勉強を変える、電車で寝てリフレッシュしてから家で勉強をするなど、居場所の変化とオンオフの切り替えを同時にすると勉強は楽になります。

タイムマネジメントは、勉強すべきものを何ユニットかに分け、制限時間を設定して行っています。これで教科間の切り替えが楽になり、どこまでやるべきか迷うこともなくなります。ただ、ユニットごとに分けることに時間がかかるため、ここをいかに早く、上手く分けるかが鍵となります。

自作の試験範囲表。この後ユニットごとに分けていく

努力はいつか実ると信じて

「できるやつ」のように話してきましたが、私は受験生でまだ合格していません。タイムマネジメントがうまくいかなかったり、疲れて授業に集中できなかったりするときもあります。しかし、自分のやっていることはいつか実るんだと思い、日々過ごしています。

高校時代はハードですが、夢をつかんだ将来の自分の姿を思い描いて突き進めば、夢は実現すると思います。今回の記事が少しでも皆さんの役に立ったらうれしいです。(高校生記者・早弁の鬼=2年)