2020年11月18日にネットで注目を集めたニュースや話題の中から「東京都の新型コロナ感染者数過去最多」について紹介します。あわせて東京都が設定している「警戒レベル」についても解説します。
東京都で新型コロナの感染者数が493人と最多に
東京都で新型コロナウイルスに感染していた人が新たに493人だったと分かりました。この数字は都内一日の感染者数としては最多となります。
【速報 JUST IN 】東京都 新型コロナ 最多の493人感染確認 8月1日の472人上回る #nhk_news https://t.co/PPwC6OFPr5
— NHKニュース (@nhk_news) November 18, 2020
東京都、「警戒レベル」を引き上げる見通し
東京都は、新型コロナ感染者増加を受けて、「感染状況」の警戒レベルを4段階のうち最も深刻な「感染が拡大している」の評価に引き上げる方向で調整しています。一方、「医療提供体制」の警戒レベルについては「体制強化が必要」に据え置かれる見通しです。
東京都は新型コロナの警戒レベルを4段階で最も深刻な「感染が拡大している」に引き上げへ。事業者に営業時間の短縮要請も検討しています。#新型コロナ #COVID19https://t.co/9bO6zXVJTw
— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) November 17, 2020
警戒レベルとは?
都が設定している警戒レベルとは、「感染状況」と「医療提供体制」の二つを柱にして、7つのモニタリング項目(新規陽性者数、発熱等相談件数、検査の陽性率、入院患者数など)を設定し、新型コロナウイルスへの警戒態勢のレベルを示したものです。専門家が毎週状況分析を行います。
感染状況は「感染者数の増加が一定程度にとどまっていると思われる」→「感染拡大の兆候があると思われる/感染の再拡大に注意が必要であると思われる」→「感染が拡大しつつあると思われる/感染の再拡大に警戒が必要であると思われる」→「感染が拡大していると思われる」の4段階で評価されます。
医療提供体制は「通常の体勢で対応可能であると思われる」→「体制強化の準備が必要であると思われる/体制強化の状態を維持する必要があると思われる」→「体制強化が必要であると思われる」→「体制が逼迫していると思われる」の4段階です。
医師会は「秋の我慢の3連休としてほしい」と呼びかけ
日本医師会は、新型コロナの感染者数増加傾向を受けて、21日から始まる3連休は「我慢の3連休としてほしい」と呼びかけました。
【速報】東京で過去最多 493人感染 医師会「我慢の3連休に」 https://t.co/wVMafiOv7y
— FNNプライムオンライン (@FNN_News) November 18, 2020