皆さんは「クエスチョニング」という性別を知っていますか? クエスチョニングとは、自分の性別が分からない、定めていない人、また、そのような人の性別を指します。私はクエスチョニングです。どんな生活を送っているのか、紹介します。(馨=高校1年)

制服はズボン、一人称は僕

私の制服は基本的にズボンです。スカートも持ってはいるのですが、ズボンの方が落ち着くのでそうしています。学校の行き帰りは好奇の目で見られますが、それもそれで楽しませてもらっています(笑)

ちなみに、一人称は「僕」です。状況によって「うち」、「私」を使うこともあります。好んでは使いませんけどね。

馨さんの通学スタイルを描いてもらった

 

高校の友達は、最初は不思議がったり、どう接すればいいか分からなかったりしたようですが、今は普通に接してくれています。私としては、性別関係なく普通に接してくれることが一番うれしいです。一部の子たちは抵抗があるようで、少し悲しいですけどね。

高校生活で一番悲しかった出来事は、私がクエスチョニングだと知らない友達に、「何で自分の性別が分からないのか意味が分からない」と言われたことです。正直、1週間ぐらい落ち込みました。

親には「怖くて言えていない」

家族にはクエスチョニングだと言っていません。私が「僕」と言うことに抵抗がある様子で、受け入れてもらえるか分からず、怖くて言えていない状態です。いつかは言いたいなと思っています。

恋愛対象は男女どちらもです。といっても恋をしたことがないので、多分としか言えませんけれど。

「性別に自由と平等を」

私たちは、中途半端と言われることもあります。差別もされます。自分でも、何でかなんて分かりません。誰かに打ち明けるときは、いつだって怖いです。差別されるのだって、本当は嫌です。それでも、私はクエスチョニングとして、これからも生きていきたいです。性別に自由と平等を。

性別に自由と平等を