みなさんはSEKAI NO OWARIと聞いて、何を思い浮かべますか? 「ピエロがいるバンド」「有名曲『RPG』を知ってる」などが多いのではないでしょうか。通称セカオワが大好きな私がその魅力について語ります。(高校生記者・なお=2年)

ポップやファンタジー曲だけじゃない

SEKAI NO OWARI 

SEKAI NO OWARIはボーカル&ベースのFukase、ギターのNakajin、ピアノのSaori、ドラム&DJのDJLOVEの4人組のバンドで、中学生、高校生の頃の幼なじみで構成されています。今年でメジャーデビュー10周年を迎える人気バンドです。

私の好きなポイント、その一つはその曲の幅広さです。RPGやDragon Nightといったポップやファンタジーな曲が有名ですが、実はこんな楽曲も発表しているのです。

「せいぎせいぎせいぎせいぎ… の中にあるたくさんのギセイを君は絶対疑わない」(Death Disco)

「僕等はいつでも他人事 いじめをするのはいつだって彼等だし クソな上司も彼等だし 悪者はいつだって彼等なんだ」(Witch)

これを読んで、皆さんはどう感じたでしょうか? たくさんの正義の中にはたくさんの犠牲があると歌っていたり、社会というものの凶暴性を歌詞に込めたりしているこの2曲。私にとって衝撃的で特に心に残りました。

ド派手なライブ演出に惹かれる

二つめはド派手なライブ演出です。セカオワはこれまでのライブを30メートルもの巨大な木や怪しげな洋館のセットでおこなったことがあり、その場に居合わせた誰もがその独特の世界観に惹かれます。

今年は10周年のアニバーサリーイヤーでしたが、新型コロナウイルスの影響でライブは中止になってしまいました。それでも、コロナ自粛期間中にインスタライブをしてくれたり、ラインライブ、TikTokライブなどファンのことを考えて企画してくれたSEKAI NO OWARIが大好きです。他にもたくさんいい曲があるのでぜひ一度聴いてみてください。