映画化・ドラマ化されたオススメの小説を高校生記者に紹介してもらいました。(価格は税抜)

息づまるミステリー

『仮面病棟』知念実希人著(実業之日本社文庫、593円)

ピエロの仮面を被った強盗犯に籠城され、密室と化す療養型病院。事件に巻き込まれた外科医・速水秀悟は、脱出を試みるうちに、病院に隠された秘密を知ることになります。閉ざされた病院で繰り広げられる、息詰まる心理戦…。本格ミステリー×医療サスペンスです!

映画は坂口健太郎さん、永野芽郁さんのW主演で、2020年3月に公開されました。(Rea=3年)

『仮面病棟』知念実希人著(実業之日本社文庫、593円)

大どんでん返しにびっくり

『いなくなれ、群青』河野裕著(新潮文庫nex、590円)

「階段島」で繰り広げられる青春ミステリー。僕とは、彼女とは、魔女とは…?

ミステリー小説を読んで、鳥肌が立った経験はありますか? 『いなくなれ、群青』は、読めば読むほど、大どんでん返しに驚かされる小説です。

捨てられた人たちの島、階段島。その島で主人公が真辺由宇という少女に再開したことで、物語が動きはじめます。島の人々には階段島に来た記憶がなく、誰一人この島からの脱出方法を知りません…魔女を除いては。

彼らがどのようにして島を脱出するのか。主人公はいったい何者なのか。読み終えたとき、あなたはこのストーリーに鳥肌が立つはずです。

横浜流星さん、飯豊まりえさんで実写映画化もされたこの作品。みなさんもこの小説で、「非日常」を体験してみてはいかがでしょうか。(神崎リン=2年)

『いなくなれ、群青』河野裕著(新潮文庫nex、590円)

天然で全力…主人公に魅了

『図書館戦争』有川浩著(角川文庫、667円)

舞台は、出版できる本や放送できるテレビ番組が法律で厳しく規制された、正化31年の日本。図書隊は時に武力を行使しながら、表現の自由を守るために奮闘します。立派な図書隊員になるべく奮闘する主人公の笠原郁と、その上官である堂上篤を中心に話が展開していきます。郁が持ち前の天然ぶりを発揮しながらも、恋に仕事に、何事にも全力で打ち込む姿を見ることができます。

組織の設定などが、かなり重厚で読みごたえがあるので、自粛期間にはぴったりです。読み終わった後は、きっと普段何気なく利用している図書館に、違った気持ちで足を運べるようになると思います。(らむね=3年)

『図書館戦争 図書館戦争シリーズ(1)』有川浩著(角川文庫、667円)

ヒロインの思いに思わず涙

『君は月夜に光り輝く』佐野徹夜著(メディアワークス文庫、630円)

私がおすすめする小説は、第23回電撃小説大賞で大賞を受賞した、佐野徹夜先生の『君は月夜に光り輝く』です。この作品は佐野先生のデビュー作で、とても感動し、泣いてしまう物語です。

私がこの作品を読んで一番ぐっときたのは、ヒロインが主人公に「もう二度と会いに来ないで」と言ってから、毎晩ごめんねと謝っているところです。本当はきっと会いたいはず。ヒロインの思いが胸に迫り、一番涙があふれそうになるポイントです。

ぜひ『君は月夜に光り輝く』を読んでみてください。(朝倉七緒=2年)

『君は月夜に光り輝く』佐野徹夜著(メディアワークス文庫、630円)