高校生記者のSpareribsさんに成績が上がったオススメ勉強法を教えてもらいました。

紙の辞書で英語が得意になった

私の得意科目は英語。帰国生でも、家庭内言語が英語でもない私が、どのように英語を勉強してきたのか、英語に苦手意識を持っている方にも参考になるように紹介したいと思います。

3年間かけて「成長」させた紙の辞書

まず、この写真をご覧ください! 私が中1のとき、学校で配られた辞書です。

3年間かけて、ここまで「成長」させました。友人からは手垢で汚れている、重いなどと言われてきましたが、自分自身の成長が見え、私は誇りに感じています。

もう高校生になったし…未だに紙辞書? 電子辞書の方が楽…。そんなことはないです! 私は今でも家では紙辞書を使っています。

そんな私の紙辞書の使い方、その結果私が得たものをご紹介します。

調べる→確認→付箋

まずは、単語を調べます。意味だけでなく、類語、例文にも目を通します。次に、読んだ英文中で実際に使われていた意味にマーカー、他の意味にもアンダーラインを引きます。その意味を読んだ、理解したと確認するためです。

最後に付箋を貼って、調べた日、単語を書き込みます。これは自己満足のためです。付箋が増えると楽しいです。フィルム付箋なら下の字も見えます。そうすると、私は大体2~3カ月で調べた単語を忘れていることに気づきました。

実際にやってみると…

今回は、「lead」を調べてみます。意味を知っている方も多いとは思いますが、実際に調べてみると……

実際に単語を調べるとたくさんの意味があることに気づく

「導く(動詞)」だけではなく、たくさんの意味があることに気づけます。このページをパッと見ただけで、動詞だけでなく、名詞としても使える単語であること、同形異義語があることがわかります。私は「lead」に「鉛」という意味もあるということに気づきました。

英検2級にノー勉合格

英語の勉強を始めて2年で、英検2級にノー勉合格。単語帳は使いませんでした! また、単語力がものを言う、高校のIB(国際バカロレア)コースに合格し学んでいます。

現在は、帰国生や家庭内言語が英語の友人たちと一緒に勉強しています。彼らの単語量は私の比ではありませんが、私も毎日少しずつ、確実に単語量が増えている実感があります。(高校生記者・Spareribs=1年)