私は今、中高一貫校の特進コースに通っています。ですが、実は受験であと1点落としたら不合格というギリギリの状態で入学しました。今回はみなさんに、私の勉強方法についてお伝えしたいと思います。少しでも参考になったらうれしいです。(高校生記者・あゆぴっぴ=3年)

ノートまとめで満足していた

以前の私は、テスト前にほとんどの教科をひたすらノートにまとめていました。テストの直前、私は「こんなにまとめたんだから、大丈夫」、そう思って配られてテスト問題を見たところ、「これなんだっけ、思い出せない…」の連発。結果は最悪でした。

「このままではやばい」と危機感を持った私は、いろいろな教科の先生に勉強のやり方を聞きに行きました。すると、すべての先生が「復習してる?」と共通のことを言いました。

振り返ってみると、自分はノートをまとめ終わった時点で達成感を得てしまい、肝心の復習ができていなかったのです。

早速、ノートまとめをしたあとに毎日15分復習をしました。最初はそれまでと大きく異なるやり方に苦戦しましたが、諦めずに続けていき、テストでは高得点を取れるようになってきました。

音読・暗記シート…短時間で勉強の質を高める工夫

学年が上がると部活動や委員会でさらに忙しくなり、短い時間の中で勉強の質を高めることが必要になりました。

それまでのようにノートまとめを行っていては、テストまでに間に合わないと考えた私は、教科書の覚えたい部分を赤ペンで塗りつぶし、緑シートで隠しながら覚えることを繰り返し行いました。

流れを自分に説明するつもりで声に出して覚える

このときに大切なのが声に出して覚えるということです。特に理科や社会の勉強は、自分に流れを説明する感じで声に出していました。そしてそれらを繰り返すうちに勉強が好きになり、期末テストで学年1位を取ることができました。

今回私の勉強法をご紹介しましたが、中には、教科書を眺めるだけで覚えることができる人もいるでしょう。友達と問題を出し合うなど、勉強の仕方はさまざまだと思います。自分自身の勉強法を確立していくためにも、いろいろな方法を試して、自分に合った勉強方法を見つけてみてください。一緒に頑張りましょう! (あゆぴっぴ=3年)