やることがたくさんあって忙しい高校生にとって、勉強時間の確保は大切だ。高校3年生になって成績アップに成功した高校生記者の七條みちるさん(3年)が実践した、「通学時間の過ごし方改革」を紹介する。
疲れて眠い、勉強時間が足りない
高校1、2年生の時は、当たり前のようにスマホをいじり、通学していました。高校生は、勉強に部活、課外活動に行事などさまざまな活動で忙しいです。私は、家に帰ると疲れて寝てしまい、勉強ができなくて、テスト2週間前になんとか知識を詰め込む……といった生活をしていました。
しかし、高校3年生になり受験を意識すると、毎日家で勉強をする時間だけでは足りなくて悩んでいました。そこで「空いている時間を勉強に費やせばいいのか!」と考えて、思いついたのが、いつも暇でスマホをいじっていた通学時間でした。
通学時間を単語の暗記に費やす
よく思い出してみれば、毎日見る電車に乗っている高校生たちは、スマホではなく参考書を持っていたのです……。私は、その日から一駅間の間に単語を何個覚えると決めて通学していました。テスト2週間前以外でも、毎日することで、脳に定着にテストでいい点数を取ることができました。また、「この駅からこの駅までこれを覚える」といった目標を決めることで、目標を成し遂げられた時の達成感も味わえ、楽しかったです。
暇ならスマホの習慣をやめてみる
今では、スマホではなく、当たり前のように、単語帳を開いて毎日学校に通っています。空いている時間があるとついついスマホをいじってしまいがちですが、そこを少しだけ我慢して勉強時間にしてみませんか?
それが当たり前になることで、勉強することが嫌になることもなく、内容が脳に定着し、良いことがたくさんあります。空いている時間を有効活用して、楽しい高校生活を送りましょう!