同じ学校に通う中高生が3~5人のチームを組んで数学力を競う「数学甲子園2019(第12回全国数学選手権大会)」(日本数学検定協会主催)の本選が9月に東京で行われ、栄光学園高校(神奈川)が昨年に続き優勝した。
全国で開催された予選には703チーム(294校の2833人)が参加。この中から、全国上位の得点のチームとブロックごとの最上位チームをあわせた36チーム(31校の163人)9月15日に東京で行われた本選に臨んだ。
本選は、チームで分担して問題を解いたり、課題テーマ「軌跡の工夫に関する数学の問題を作成しなさい」に沿ってチームで創作した問題についてプレゼンテーションをしたりして競った。
優勝したのは栄光学園高校の「朝食会のToastチーム」。5人のうち4人が昨年の優勝メンバーだ。リーダーの永野寛君(3年)は「数学甲子園を勝ち抜くためのノウハウを後輩たちに引き継いで、栄光学園の3連覇を託したいと思っています」とコメントしている。
上位に入った高校は次の通り。
▽準優勝 灘高校(兵庫)「油淋鶏チーム」
▽敢闘賞(3位) 開成高校(東京)「開成高2Sチーム」
▽4位 海陽中等教育学校(愛知)「?チーム」
▽5位 公文国際学園高等部(神奈川)「*in 0チーム」
▽6位 兵庫県立神戸高校「Mathemagicianチーム」
▽7位 白陵高校(兵庫)「しんちゃんチーム」