専門の器具を使わなくても、自宅で簡単にできる筋力トレーニングを、東海大学健康学部の有賀誠司先生に教えてもらった。(構成・小野哲史、モデル・澤木太雅)

リバースプッシュアップのやり方を覚えよう

椅子を使い、上半身を起こした姿勢で行う腕立て「リバースプッシュアップ」のやり方を紹介しましょう。胸から腕にかけての筋肉を鍛え、下方向に押す力を養うことができます。通常の腕立て伏せは胸周りがより強化されますが、リバースプッシュアップは上腕の後ろ側の筋肉を重点的に動員することができます。

 

 

開始姿勢

椅子に浅く腰をかけて脇に手をつき、脚をまっすぐそろえる。その後、肘を伸ばして、かかとを前に移動しながら腰を浮かせる

                   

 

体を下した姿勢

肘が90度程度に曲がるところまでゆっくりと体を沈め、開始姿勢まで体を押し上げる。この動作を繰り返す。目安は1セット10回程度を2~3セット。セット間は1分間の休憩を挟む

 

 

やりがちなNG

上体が前かがみになってしまい、腕が90度に曲がっていない

 

 

有賀誠司先生

あるが・せいじ 1962年東京都生まれ。東海大学健康学部健康マネジメント学科教授。筋力トレーニングに関する研究を行うとともに、多くのアスリートのトレーニング指導に携わる。著書に『ストレッチ大全』(成美堂出版)、『基礎から学ぶ!筋力トレーニング』(ベースボールマガジン社)など多数。