専門の器具を使わなくても、自宅で簡単にできる筋力トレーニングを、東海大学健康学部の有賀誠司先生に教えてもらった。(構成・小野哲史、モデル・畠山亜梨)

体の引き締めを目指した下半身のメニューを紹介します。太ももの後ろ側やお尻の筋肉を使う筋トレを採り入れることで、横から見た下半身のボディラインを整えることができます。また、体幹を使って一定の姿勢を保つこれらのトレーニングにより、正しい姿勢や歩行動作を身に付けやすくなります。筋トレは、少しずつでも毎日継続することが大切です。

ヒップリフト

 

床にあおむけになり、両手は体の横で手のひらを床につける。片脚の膝を曲げて立てる

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肩から膝が一直線になるポジションまでお尻を上げ、膝を伸ばした方の脚もまっすぐ伸ばした状態をキープする

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腹筋に力を入れるようにして、みぞおちとへそを閉め、体幹の姿勢を維持する

ブルガリアンスクワット

 

後ろに置いた椅子に片方の足をのせ、両手を腰に当てる

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背筋を伸ばし視線を上げたまま、立てている脚の膝が90度になるまでゆっくりと曲げていく。腰を落とし切ったら、反動を使わないようにゆっくり開始姿勢に戻る。逆側の脚でも同様に行う

有賀誠司先生(東海大学健康学部健康マネジメント学科教授)

 

あるが・せいじ 筋力トレーニングの研究を行いながら、多くのアスリートのトレーニング指導に携わる。著書に『基礎から学ぶ!筋力トレーニング』(ベースボール・マガジン社)など多数。