首都直下地震など、大地震が起こりうる可能性が指摘されている。いざというときに、高校生がするべき備えはなんだろう。今からできる防災アクションのポイントを8つに分けて紹介する。(安永美穂、取材協力・東京都教育委員会)

便利なアプリをインストール

スマホのアプリには、防災に役立つさまざまな機能を備えたものがある。自治体によっては、地域の災害情報や避難所の場所などがわかる防災アプリを作成しているところもあるので、ホームページなどで調べてみるとよい。

登録した地域の緊急地震速報や警報などをスマホに通知する災害情報アプリ、近くの避難所までのルートを案内してくれる避難所検索アプリ、あらかじめ登録した人に自分の居場所を知らせてくれる位置情報アプリなども役に立つ。

災害時の情報収集にはラジオアプリ

ほかにも、ラジオアプリを入れておけば、携帯ラジオがなくてもスマホでラジオを聞いて情報収集することが可能になる。

SNSアプリは家族の安否確認や情報収集にも活用できる。懐中電灯代わりに使えるライトアプリや、応急手当の仕方を教えてくれるアプリなどもあるので、これらの防災に役立つアプリの中から自分に必要だと思われるものを選び、スマホに入れておくとよいだろう。