海に花火にお祭り……夏休みになったら何をしようか、計画を立てている人も多いだろう。勉強や部活、遊びの予定とやりたいことがたくさんある高校生は、どうしたら有意義で充実した日々を過ごせるだろうか。高校生記者の菅野吏紗さん(3年)にこれまでの体験を振り返ってもらった。
カフェが大好きでイギリスに留学
一番の思い出は、2年生の夏休みにイギリスへ3週間短期留学に行ったことです。イギリスを留学先に選んだ理由のひとつは、カフェ巡りが趣味なので、「紅茶の国」の文化に魅力を感じたからです。
街には、「STARBUCKS」などのコーヒーチェーン店があふれていています。イギリス三大カフェと言われている「Costa」「Nero」「Pert a Manger」の全てに行きました。もちろんおしゃれなアフタヌーンティーにも行きました。
留学先では日本語に頼れず、どうしても英語を使わなければならない状況に身をおくことになります。ホームステイ先、学校などで感情や意見の表現が求められる場面では、言葉の壁という試練がやってきます。そんな時は語学だけで乗り切ろうとするのではなく、人としてのコミュニケーション能力を向上させるチャンスだと意識を変え、乗り切りました。また、わたしの通った学校には、さまざまな国々の学生が通っていて、日常生活で異文化交流をできることがとても貴重でした。
そんな頑張った自分へのご褒美に、放課後カフェでリラックスすることが、とてもぜいたくな時間となりました。ちなみに、イギリスのファストフードとして親しまれているフィッシュ&チップスはとてもおいしいです。そしてパニーニの種類は豊富で、ランチでよく食べていましたが、これもとってもおいしいです。
普段関われない人とふれあおう
高校生になる皆さんには、夏休みにたくさんの人と交流してほしいです。留学に行かなくても異文化交流や自分の興味のある分野、職業にかかわる人に会う機会はたくさんあります。実際高校1年生の夏休み、友達と遊びに行くことしかせず、後悔している部分もあるんです……。普段関われない人と関わることで可能性を広げることができます。
遊びも大事ですが、高校生の夏休みには、普段関われない人と交流し、自分自信を豊かにして将来やりたいことを見つけてみてください。異文化交流キャンプや企業訪問、大学に行ってみるのもおすすめです。誰よりも充実した夏休みを過ごしてほしいです!