選手からマネジャーが選ばれる仕組みで、今年の1月からマネジャーになりました。マネジャーの仕事は、試合中のスコア付けなどのイメージが強いかと思いますが、日々の練習中なども監督や選手たちが最高の環境で臨めるように、積極的にコミュニケーションを取るようにしています。具体的には、効率よくトレーニングできるために何ができるかを考えています。
練習の狙い 監督と話し合い
トレーニングは、投手や内野手、外野手などポジションごとにさまざまなメニューがあ
り、守備、走塁、バッティングやピッチング、ウエートトレーニングなど、時間を区切ってこなします。そこで時間を無駄にしないために、メニューが変わる少し前のタイミングで監督と「どんな狙いを持って練習に臨むのか」を話し合い、選手に伝えています。監督の言葉をただ伝えるだけでなく「どういった言葉が伝わりやすいのか」を心掛けています。
周囲を見ることが大事です。「難しい役割だな」と感じる時もあります。ただ、マネジャーがそういったことをしっかりこなせばチームがうまく回ると信じて、甲子園を目指していきたいです。 (構成・茂野聡士)
- 【TEAM DATA】 部員67人(3年生18人、2年生26人、1年生23人)。菊池雄人監督のもと、今年の春季北海道大会では攻守に高いレベルのプレーを見せ、28年ぶり2度目の優勝を果たした。