第100回記念大会となる今年の全国高校野球選手権。代表校は、例年より７校多い56校となる。北海道・東北大会の注目校と選手を探ってみた。（手束仁）

駒大苫小牧の舞原

エース大西と大槻（駒大苫小牧） チーム引っ張る

　南北海道は、今年のセンバツに出場した各校が光る。駒大苫小牧は春季大会で初戦のクラーク国際に敗退したものの、エース大西海翔（３年）と１番打者の大槻龍城（３年）が引っ張り、舞原陽和（３年）もセンスがいい。やはり、選手の質は高い。春季大会を制した札幌第一、札幌日大も注目校だ。

　東北は12年連続出場を目指す聖光学院（福島）の矢吹栄希、五味卓馬（ともに３年）の中軸は力がある。センバツ出場校では花巻東（岩手）も注目で、甲子園で東邦の強力打線を抑えた田中大樹（３年）は自信を得た。