第50回国際化学オリンピックの日本代表候補生徒ら(日本化学会提供)

来年7月にチェコとスロバキアで開催される第50回国際化学オリンピックの日本代表候補に現中学3年生から高校2年生の23人が決まった。候補者は今後行われる強化訓練、選抜試験に臨み、最終的に4人が大会に派遣され、世界の高校生らと化学の実力を競う。

「夢・化学-21」委員会と日本化学会がこのほど発表した。代表候補は、今年7月から8月にかけて行われた国内大会「化学グランプリ2017」の参加者4182人のうち現高校2年生以下の成績優秀者などから選ばれた。男子22人、女子1人。学年別では、高校2年生16人、1年生4人、中学3年生3人。日本代表は来春に決まる予定。

日本は、2003年から国際化学オリンピックに代表を派遣しており、今年7月に開かれたタイ大会では、金メダル1個、銀メダル3個を獲得した。

日本代表候補は以下の通り。(五十音順、敬称略)

石井敬直(東京・筑波大学附属駒場高校2年)

太田琉生(愛知県立時習館高校2年)

大野浩輝(東京・筑波大学附属駒場中学3年)

小場瑛介(福島県立福島高校2年)

上武佳生(兵庫・灘高校2年)

岸本竜太(兵庫・白陵高校2年)

小坂舞莉亜(和歌山県立向陽高校1年)

酒井春海(兵庫・灘高校1年)

澤田和宏(東京・麻布高校2年)

千葉遼太郎(東京・筑波大学附属駒場高校1年)

通岡知輝(千葉・市川高校2年)

辻田健樹(京都・洛南高校附属中学校3年)

中谷剛人(和歌山県立向陽高校2年)

仲吉隆造(兵庫・灘高校2年)

西幸太郎(鹿児島・ラ・サール高校2年)

西口大智(兵庫・甲陽学院高校2年)

西田結哉(富山県立富山中部高校2年)

野村海斗(東京・筑波大学附属駒場高校2年)

福本優斗(大阪・大阪星光学院高校2年)

増永裕太(神奈川・聖光学院高校2年)

松田活(北海道・函館ラ・サール中学3年)

宮垣陽(兵庫・灘高校1年)

山本勝海(山口県立徳山高校2年)