漫才の高校生日本一を決める「ハイスクールマンザイ2014 H-1甲子園」の決勝が9月21日、なんばグランド花月(大阪)で開催される。国内各地区では夏休み中に地区予選があった。8月13日に、イオンモールりんくう泉南(大阪)であった、近畿地区から決勝進出を決めた「いなかのくるま」と「正直者」に準決勝後に話を聞いた。
■いなかのくるま
普段からよくライブに出演している「いなかのくるま」。「負けたら終わり」という気持ちで臨んだという準決勝本番では、「スマホの道案内」をテーマに完成度の高いネタを披露した。昨年は別々のコンビで出場するも、準決勝で敗退。それだけに今回の大会にかける思いは強く、「この1週間、眠れないぐらい準決勝で頭がいっぱいだった」と話してくれた。高校卒業後もお笑いを続けるという2人に注目したい。
■正直者
同じ学校の友達同士で結成された「正直者」。このハイスクールマンザイに出るために、コンビを組んだ。2人の漫才は、仲の良さが伝わる、とても息の合った面白い漫才だった。お笑いの道に進むかどうかは「7割」。「教師」、「テレビ局のプロデューサー」という別の夢もそれぞれあるそうだ。
(高校生記者・小嶋里菜)