準優勝した札幌南高校の大家健太郎君(右)と田村麟太郎君

経済・金融の知識を高校生がクイズ形式で競い合う「マニュライフ生命カップ 第11回 全国高校生 金融経済クイズ選手権 エコノミクス甲子園」の全国大会が2月5日、東京・国立オリンピック記念青少年総合センターで開催された。地方大会などを勝ち抜いた48校が出場した。準優勝に輝いたのは、北海道・札幌南高校の大家健太郎君、田村麟太郎君(ともに2年)だ。(中田宗孝)

互いを支えて念願の決勝進出

大家君と田村君は、本やインターネットで経済の勉強に取り組んできたという。参加したのは今回が2度目。一昨年の地方大会で敗退した悔しさを今大会にぶつけて、念願の決勝ラウンド進出となった。「経済、金融の知識の中でもそれぞれ得意、不得意があるんです。地方大会からお互いの足りない部分をフォローしあえたことで決勝までこれました」(大家君)

決勝ラウンドでは優勝にあと一歩届かず準優勝だったが、これまで学んできた経済知識を自分の将来に役立たてる計画があるという。「大学に進学したら積極的に資産運用に取り組み、社会人になる前に経済的自立を目指したい」(田村君)

*大会結果、優勝インタビューはこちらから。