俳優の河内大和さんを紹介します。8月公開の映画「8番出口」に歩く男として出演し、原作ゲームのキャラクターとうり二つだと話題になっています。さらに劇団「G.GARAGE///」の主宰も務め、舞台と映像の両方で活躍しています。

「変化しない」演技がすごい

「8番出口」での河内さんの魅力は、あえて変化を排したお芝居です。歩く男は話しかけられても反応せず、ゲームのNPC（ノンプレイヤーキャラクター）として徹し続けます。何度繰り返しても全く同じ動きで、ハイペースに主人公の前へ現れます。

表情や動きに一切変化をつけない演技が、「歩く男」というキャラクターの完成度と不気味さを大きく高めているのでしょう。映画はまだ公開中なので、歩く男にぜひ注目してほしいです。（高校生記者・あいのすけ＝2年）

あいのすけ　東京都。図書委員会所属、趣味は花結びでカゴを作ることや芸術鑑賞。特技はジャズダンス。得意な教科は地理と生物。

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