求める資質5項目は
小関執行役は学生に求める資質として「知力と学習能力」「優れたコミュニケーション能力と英語力」「論理的思考力に加えて創造的思考力」「責任感、社会正義感、包摂性」「自主性に加えて協調性」を挙げた。

学部・修士の「5年一貫課程」
東大が学部に相当する新課程を開設するのは1958年の薬学部以来69年ぶりとなる。通常6年かかる学部課程と大学院修士課程を5年で修了できるカリキュラムを組み、1年目は全寮制とする方針。
授業は全て英語で行う。「多様な学術知」を「デザイン」によってつなぎ、融合することで社会課題に取り組み、世界にインパクトを与える人材の育成を目指すという。学部長には、マイルス・ペニントン教授を内定している。
学生には従来の学問分野にとらわれずに、自分の興味にあわせて学ぶ内容を組み立ててもらい、国内外での長期インターンシップなど、大学外での経験も積んでもらう考えだ。