高校生なら、誰もが定期テスト前の勉強で頭を悩ませると思います。その時、私は普段は話さないあまり仲のよくないクラスメートに、「ノートを見せて」と言われ続けて困っていました。(高校生記者・あひる=3年)
テスト前だけ「ノート見せて」と頼まれて
普段はほとんど話さない、クラスメートの女の子がいます。そのクラスメートに、定期テストの前に限って「ノートを写させてほしい」と頼まれ続けていました。

主にLINEでお願いされていたのですが、トーク履歴を見ると「ノートを見せて」という会話以外ありません。一度、「今は持っていないから他の人に聞いてね」と返信したこともありました。しかし、それは既読無視され、後日また別のお願いをされました。
一生懸命書いたノートを見せるのにモヤモヤ
私は今まで、どんなに他のクラスメートが寝ている授業でも、起きてメモをとるように心がけてきました。だからこそ、普段話さないクラスメートに見せるのが嫌でした。
しかし、私は元々断れない性格です。普段は話さないといっても、同じクラスの人なのであまり関係を悪くしたくありませんでした。なので、彼女にはっきりとNOを言えずにいました。
はっきり「NO」を伝える力が大切
しかし、この状況は良くないと感じていました。そこで、私は勇気を出してはっきりと断ることに決めました。「部活の友達以外とは共有しないことにしてるんだ、ごめんね」と彼女に伝えた後、もう「ノートを見せて」と頼まれることはなくなりました。
断っていいのか迷う時もありますが、自分が嫌だと思うことは、しっかりとNOを言える力も大切だと感じました。
- あひる 東京都在住。特技はマジック。Hey! Say! JUMPの山田涼介推し。趣味はアニメ・漫画鑑賞で、特に「マッシュル-MASHLE-」がお気に入り。