私は中高一貫校に通っています。高校受験がないので、勉強をする理由がないと学習意欲が低下する、いわゆる「中だるみ」状況に陥りがちです。私もそうでした。どうやって状況を打破したのかお話しします。(高校生記者・ゆなちき=3年)
「中だるみ」で成績が急降下
私は中3のとき、中だるみ状態でした。家に帰っても勉強はせず、授業も寝てばかり。中1では90点以上をキープしていた社会は30点、理科も60点台に落ちてしまっていました。
中高一貫校では高校受験がありません。明確な目標がないと勉強のモチベーションが上がらず、中だるみに陥りがちです。

「何か変えよう」課外活動に参加
高校生になり、「大学受験のためにこんな状態でいるわけにはいかない!」と決意。しかし、周りの環境が大きく変わるわけではありません。「何か自分で変えなくては」と思い、課外活動を探してみました。

私が参加したのは、「女子高生が世界を変える」をスローガンに掲げた環境活動団体です。SDGsに注目していたので選びました。
活動は、私が思ったよりも大変。大きなイベントが数々あり、準備に非常に忙しかったのです。
「スキマ時間」を活用して成績回復
課外活動で忙しい期間が、定期テストに重なる時もありました。勉強時間が1日30分しか取れず、短時間で集中して勉強。登校時間にも英単語を覚えたり、社会や理科の一問一答を解いたりしていました。スキマ時間を利用したり短期集中を心がけたおかげか、社会は90点台、理科は80点台にまで回復しました。
きつい環境に自分を置いてみて
忙しい課外活動のおかげで、時間の有効的な使い方が身に付きました。いつの間にか中だるみを解消できたんです。
中高一貫校では、高校受験など「何かに追われる」経験が少なく、のんびりしがちです。なので、何かを始めて気持ちを一新させた上で、少しきつい環境に自分を置いてみるといいかもしれません。ボランティアや学校が協賛している課外活動は、推薦で大学受験をする際にアピールポイントになるのでおすすめですよ!
- ゆなちき 北海道在住。SixTONES・松村北斗担兼なにわ男子・西畑大吾担。ドラマや映画を見て、独り言を言いながらアイスを食べるのが至福の時間。