テストで時間が足りなくなり、焦ってミスをしてしまった経験はありませんか? 高校生たちが試して効果を感じた「テスト時間の上手な配分方法」を紹介します。
テスト開始すぐに時間配分を決める
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【1】まず問題全体に目を通す
私は最初に全体の問題に目を通します。その時に、大問ごとに解く時間を何分かけるか決めます。決めた時間に従って問題を解いていくと、最後の問題まで解ききれない事態がなくなります。問題に難易度ごとの印をつけておくと、見直しの時に難しい問題から確認できて役立ちます。(ティアラ=2年)
全体に目を通してから解き始める【2】時計でこまめに時間をチェック
必ず自分の時計を身につけるようにしています。あらかじめ決めた大問ごとの解答時間を意識し、こまめに時間をチェックして大問を解き進めて、全く触れない大問がなくなるように工夫しています。(そろ=1年)
分かる問題から解く
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【3】解けない問題は飛ばす
詰まった問題は、他に点を取れる問題があるかもしれないのですぐに飛ばします。最後に時間が余ったら戻るようにしています。(エリース=1年)
【4】わかる問題から解答
全てのページを確認して、パッと見て解法がわかるものを全て解きます。ページの順番などはあえて気にしません。得意な分野を確実に解き終えれば、次の問題にサッと気持ちが切り替えられます。他の問題に集中できるので、集中力が足りない私はこの方法が気に入っています。(しまりす=1年)
順番は気にせず分かる問題から解く【5】時間がかからない問題から解答
初めに全ての問題に目を通し、量を確認。どれくらいの時間で解けそうかを軽く考えてから問題を解き始めます。大問1から順に解く必要はない。時間があまりかからなさそうな問題や、解けそうな問題から解き始めるようにしています。(藤咲花佳=2年)
時間のかけ方を工夫する
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【6】国語の記述は書ききる
1度どのような問題があるのか最初にサラッと見てから解きます。量的に多いなと感じたら「1問〇分まで」と決めて解きます。国語の記述問題などは時間をあけると何を解いていたのか忘れてしまうので、最後まで書ききります。反対に、数学などの問題は途中で諦めるという決断も時には大切だと思います。(みりん=1年)
余裕を持った時間配分にする【7】20分見直し時間を作る
時間を20分余らせておきます。私はテスト中どうしても焦ってしまうので、ミスが何個かあることを前提として、見直しの時間を多めに取っています。見直しの時間が少ないと間違いを見つけてしまったときにすごく焦ります。テストに焦りは禁物。(にゃー=2年)