勉強に部活に行事と忙しい高校生活。ダメとはわかっていても授業中についつい寝てしまったり、集中力が途切れてしまったりすることはありませんか? 高校生記者たちの「集中して授業を聞くコツ」を紹介します。

授業態度を見直してみよう

【1】姿勢を正す

「姿勢を正すこと」につきます。姿勢を正すと眠気が去り、集中して授業を聞けます。すがすがしい気持ちになり、勉強しようという心持ちになります。(藤咲花佳=2年)

【2】授業に関係のない教材はしまう

机上をその教科で使う教材だけにします。机の上に受けない教科の道具があると、集中力がそがれてしまうことがあるからです。(芽郁=3年)

寝ずにしっかり授業を受ける

【3】先生の目を見て反応

常に先生の目を見ながら授業を受けています。大切なのは先生の言葉に反応することです。私は分からないときは顔に「分からない」と出てしまい、先生に「ここの範囲、聞きに来ると思った」とよく言われます。(るぅか=3年)

【4】「寝ては失礼」と自分を律する

私は授業中に多数の人が寝ていても、雰囲気に流されないように頑張って起きています。先生が話しているのに寝るということは失礼だと思うからです。(べいびぃ=3年)

ノートの取り方を工夫しよう

【5】授業を思い出せるくらいメモ

先生が言ったことをたくさんメモしています。板書だけでは細かい大事なところは網羅しきれないので、見返したときに「その時の授業を見ている」と思えるくらい頑張ってメモします。(にゃー=2年)

ノートの取り方を工夫する(写真・かすてら)

【6】先生の余談をメモ

特に歴史の授業では、先生が話す、教科書には載っていないけどおもしろいエピソードを書き留めておきます。歴史の舞台の裏話や神話の一節などは印象に残りやすいので、その話を聞いたときの自分の感情と暗記すべき事項が結びついて、覚えやすくなると思います。(かすてら=3年)

暗記するコツのダジャレなどはノートの端に書くようにしています。見返したときに「あの時、先生こういう話したなぁ」と思い出せます。(べいびぃ=3年)

【7】ペンの色は3色に

集中して授業を受けるために、ノートの取り方を工夫しています。カラフルにせず、黒、赤、青だけのようにシンプルにまとめると見やすくて覚えやすいです。ただ板書を写すだけではなく、先生が強調して話したことをメモします。(みかづき=2年)

授業の理解を深める工夫をしよう

【8】授業の流れを意識する

ただ内容を理解したり暗記したりするだけでなく、先生の説明や他の人の発言、グループワーク内の会話にも注目することが大切です。内容を授業の「流れ」で覚えておくと、テストで言葉や解き方を忘れかけたときに、順序立てて思い出すことができます。(あじさい=2年)

予習・復習を欠かさない

【9】予習・復習を欠かさない

授業に集中するためには、予習・復習が大事。一度家で予習し、そして授業を聞き、予習で理解できなかった部分が理解できればOK。もし理解できなかったら先生に積極的に質問に行きましょう。その後家で復習し、人に説明できるまでになればOK。(りぃ=1年)