映画「オッペンハイマー」は、原子爆弾の開発に深く関わった物理学者J・ロバート・オッペンハイマーの生涯を描いた、クリストファー・ノーラン監督による伝記映画です。アカデミー賞で7部門を制覇し話題に。被爆国である日本での公開は公開が延期されていました。

人間ドラマが描かれる

単にオッペンハイマーの人生について描かれたものではなく、彼が開発にあたって関わったさまざまな科学者たちとの人間ドラマ、科学的な天才性、第二次世界大戦中、およびその後の1940年代から1960年代の当時の政治的背景までたくさんの内容が詰まっています。

私が面白いと感じたポイントは、原爆開発後のアメリカが忠実に描かれていたことと、政治的背景がたくさん作品中に出てきたことです。オッペンハイマーは、いわゆる頭でっかちではなく、政治や社会などさまざまなものに関心があったことには私自身の予想が覆され、驚きました。

candis(キャンディス) 神奈川県在住。動物が大好き、特に犬、コアラ、かめ、なまけもの。テイラースウィフトは私にとって世界で一番の歌手。暇つぶしは読書と散歩。マイブームはNetFlixでドラマ「ギルモア・ガールズ」を見ること。