暗記が必要な教科は効率よく、確実に覚える方法を知りたいですよね。実際に試して効果があったと感じた暗記法を、高校生記者に聞きました。

暗記タイムを作る

【1】通学時間を活用

とにかく通学時間で覚える! 通学時間はスマホや音楽ではなく、暗記科目の単語帳などをとにかく見続けましょう。私は3年間、通学時間は英単語か古典単語ばかり見ていました。(りとるしゃけ=3月卒業)

登下校の時間で覚えていました。電車に揺られながらだと、机に向かって暗記するより集中力も続き、覚えやすいです。(りんりん=3月卒業)

通学時間を活用しよう

【2】頭の中で振り返る

私は通学中や食事中に、勉強したことを頭の中で振り返るということをよくしています。教科書やノートがない状態で内容を思い出すのはとても難しいですが、そこで思い出せたことは確実にテストや模試で覚えていることが多いです。特に世界史は、授業でやったところの流れを、帰り道に頭の中で整理すると効果抜群です。(ちゃむ=3年)

【3】寝る前に覚える

夜に暗記をすること。私はベッドに入って単語を暗記しながら寝ます。朝、通学中や登校後に、単語を見たり口に出したりしながら夜覚えたことを復習します!(べいびぃ=3年)

夜寝る前に覚えて、翌朝起きたらすぐに復習するとほとんど覚えています。寝る前に覚えるときに、完璧に覚えることが重要です。曖昧なままだとあまり効果が出ませんでした。(りんりん=3月卒業)

書いて覚える

【4】白紙にひたすら書く

まず内容を理解してから、何も見ずに白紙にその内容を思い出して書きます。丁寧に書く必要はなく、流れを理解し、人名や場所を正確に書くことが大切。書いている中で理解が浅い範囲が分かり、流れを深く理解することにつながります。(ynn=3年)

ひたすら書いて覚える

【5】書く&声に出す

私はとにかく読んで書くことが一番早いです。英単語は読んで暗記すると、単語のスペルを忘れてしまっても、読み方を思い出してスペルを書けます。(ういちゃん=3年)

とにかくノートに書いて、何度も読み返します。汚い字でもいいので、ノートが埋め尽くされるくらい書きます。周りに人がいれば心の中で、人がいなければ声に出して音読します。(ふわめ=3年)

覚え方を工夫する

【6】例文を作ってみる

英単語を覚える際に、自分で例文を作るようにしています。自分で文章を考えているので記憶に残りやすいし、面白い文章を作れるので楽しみながら勉強できます。(一宮鈴愛=2年)

【7】家族に分かりやすく説明する

私は一人で暗記するとすぐに飽きてしまいます。覚えなければいけない部分を暗記したら、家族に「この出来事ってどうして起こったか知ってる?」「〇〇って何だと思う?」と問いかけて、自分が教えます。分かりやすく説明するようにすると、楽しく暗記できました。(みとたま=3月卒業)

赤シートは暗記の定番

【8】定番「赤シート」を使う

ひたすら唱える、書く、赤シートで隠して答え合わせをする、の繰り返しです。暗唱は動きながらだとより覚えやすいと聞いたので、その場で足踏みをしながら行います。書くときは、青色が暗記に良いと聞いたので、青ペンでひたすら書きました。(はばねろ=3月卒業)

家で声を出しながら覚えています。家以外ではなかなかできないので、外では覚えたいことを黄色ペンで書いたルーズリーフを赤シートで隠しながらやっています。(ゆなちき=2年)