細かく色分けする、先生の言葉をメモする……。授業ノートの取り方は十人十色。では、優秀な高校生は、どうやってノートを取っているのでしょうか? 偏差値70を超える高校生記者のもちさん(2年)に、ノートのまとめ方を紹介してもらいました。
【英語】縦に4分割、イラスト入れて単語覚える
単語をまとめるときは、縦に線を3本入れ、スペースを4分割にしています。そして、一番左の欄から順番に「覚えたい単語」「単語の意味」「単語を用いた例文」、最後に「単語を覚えるためのイラストや豆知識」を書き込みます。単語の意味は日本語ではなく、英語で書いています。単語を赤で書くことと、イラストをわかりやすくすることによって、単語が印象に残るようになります。
【数学】解き方のポイントをまとめる
数学のノートは、一番上に問題を書きます。その下に解き方、解く上で重要なポイントを書きます。
解く上での重要なポイントは、見やすくするために違う色で書いています。どの問題集やワークを使ったかを明確に記しておくことが大切です。それによって、問題集を解いているときに、まとめたノートと関連するページを照らし合わせるのが容易になります。
数学の用語を覚えることも数学を理解する上で必須なので、ノートにまとめるときは単語を赤で書き、意味を隣に書きます。
【古文】単語の意味と現代語訳を色分け
古文はノートの1ページを半分に区切ります。上に授業で扱っている古文の物語の本文を、下にはその現代語訳を書きます。
工夫している点は色です。難しい単語などがある場合は、隣に活用形や意味をオレンジのペンで記します。下の現代語訳は赤のペンで書きます。これによって、赤シートを用いて現代語訳と単語を暗記でき、赤シートをかざさない時は、違う色なので単語と現代語訳をすぐ見分けられます。
【現代文】A4ノートにプリントを貼る
現代文のノートは、見開きで横にして使います。上のページに授業で扱ったプリントを貼り、下のページは板書を取るためのスペースに使っています。
意識している点は、現代文のノートのサイズです。A4の大きさだとどんなプリントも貼れ、板書も全て見開きでまとめられます。
(高校生記者・もち=2年)