私は運動が苦手で、体育の授業も含めて嫌いでした。しかし、最近、少しだけ運動や体育を好きになれたんです。なぜ私が運動を楽しめるようになったかを紹介します。(高校生記者・CHEESE=1年)
一人でできる運動をしてみる
まずはチームプレーや対戦するスポーツではなく、一人でできる運動をしてみました。一人で行うので、比較対象がいないため、「人より良くない記録だったら嫌だ」なんて思いをすることもなくなります。
私はストレッチや筋トレをすることが多いです。他にも、ウオーキングやランニングなど、一人でできる運動は意外とたくさんあります。一人での運動は誰にも迷惑をかけないので、「チームに迷惑をかけたらどうしよう」という不安はありません。
目的と目標を明確にする
運動する目的や目標を明確にしてみました。ちなみに、私は運動を「楽しめるようになりたい」と思っています。ダイエットや運動不足解消もいい目標になりそうですね。「なぜ運動をするのか」をはっきりさせることで、自分が運動する意味が分かり、より運動を楽しめるようになると思います。
「失敗してもしょうがない」マインドで
最後は、体育の授業への考え方を変えてみました。失敗しても「まあ、しょうがない」と思い、体育を楽しむようにしています。
もちろん、対戦をする競技の時は「対戦相手や同じチームの子に申し訳ない」と思うときもあります。でも「自分にはこれが限界なんだ」と思って、次に切り替えるように意識しています。過去の失敗について考えすぎたら、せっかくの授業を楽しめないからです。
運動を好きになって感じたのは、「運動を好きになることは、運動が得意かどうか関係ない」ということです。運動が苦手でも、運動することはできます。あとは、苦手なりにどういう工夫、どういう気持ちで運動をするかが大事です。運動が苦手な人に、少しでも参考になればうれしいです。