授業の内容を自分のものにするには、問題集を上手に使うことが大切。より効果的な問題集の活用法とは? おすすめの使い方を高校生記者たちに聞いてみました。
印をつけて見直す
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【1】間違った、わからなかった問題に印
1周目に全ての問題を解き、間違った問題やわからなかった問題に印をつけます。2周目は1周目に印をつけた問題を、3周目は2周目に印をつけた問題を解きます。特に数学の問題集は授業があった日に1時間、必ず問題集に取り組んでいます。(Yokokami1=2年)
【2】自信がなかった問題にも印
間違えた問題と自信がなかった問題に印をつけます。2周目は印を付けたところだけを解きます。全部解き直すよりも短時間で2周しつつ、わからない問題を補強できます。これを繰り返して、解けない問題がなくなればその問題集は完璧です。(にこ=3年)
【3】「正」の字で不得意分野発見
1回目は全部解き、間違えた問題に印をつけます。次に間違えた問題だけ解き、また間違えたら正の字で印を増やします。不得意なところが見てすぐわかります。間違えた問題だけ繰り返すことで解けるようになります。(りとるしゃけ=3年)
繰り返すことが肝心
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【4】何度も繰り返し解く
問題集は一度解いただけで満足してはいけません。何度も繰り返し解くことが何よりも重要です。間違えた問題はそのままにせず、正解できるまで何度も解き直しましょう。(あなご=3年)
【5】「例題」を完璧に解けるようにする
重要なのは例題のみを何回も解き、完璧にすることです。私は数学が苦手でした。ですが問題集の例題を3回繰り返すことで、他の問題は1回の演習で偏差値が17も上がりました。進学校で学年3位を取れました。(コウヨウ=3年)
自分だけの問題集にしよう
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【6】解説にマーカー
問題集の解説の中で大切だと思う部分にマーカーを引いています。スキマ時間にそこを見るだけで勉強になります。(rim=2年)
【7】オリジナルの書き込みをする
「自分だけの問題集」になるように、メインの1冊にたくさん書き込みをして使っています。克服できた問題には「できた!」、よくミスしてしまう問題には「問題文注意!」など、感情を文字で残しておくのがおすすめです。見直したときに、解いたときのことを思い出せるようにしておくと、問題そのものも記憶に残りやすいです。(桜いをり=3年)