こまめに行われる小テスト。どのように対策するのが効果的なのでしょうか。高校生記者たちに聞いてみました。

「いつやる?」勉強時間の確保

【1】スキマ時間で終わらせる

まとまった勉強時間は授業の予習復習や問題演習に使いたいので、小テストの勉強はなるべくスキマ時間にするようにしています。小テスト勉強に追われて普段の勉強に手が回らなくなってしまうことはなくなりました!(にこ=3年)

【2】勉強習慣を定着させる

小テストはかなりの頻度で実施されるので、勉強の習慣を維持することが大切です。小テスト以外の勉強にも取り組まなければならない時は、登下校の乗車時間や昼休みなどスキマ時間を見つけて勉強するだけでも大きな差になります。(茶豆=3年)

通学時間はぜひ有効に使いたい(写真はイメージ)

【3】早め早めに対策開始

前日、当日の朝などにならないよう、とにかく早め早めの勉強を心がけ、余裕を持って覚え始めます。単語は見る回数が多くなるだけで飲み込みが違うと思うし、ゆとりも生まれます。「自分が間違えそうなのはどこか」という視点で単語帳を見ています。(春時ふみ=2年)

「どう取り組む?」効果的な勉強方法

【4】記憶に残る方法を見つける

漢字の小テストならば、まず範囲内の漢字を、答えを見て書く→テスト方式で書く→間違えた漢字だけ書く→寝る→翌朝再度テスト方式で書く→間違えた漢字だけ書く。私はこれで覚えています!(りとるしゃけ=3年)

【5】できなかったものを重点的に復習

英単語は数が多いので、赤シートを使うなどして1回隠した状態で確認し、できなかったものにはシャーペンで丸をつけます。2回目に丸が付いているものだけテストをして、正解したら丸印を消します。丸が全て消えるまで何回も繰り返せば、書く量も取りこぼしも少なく、短い時間で覚えられます。(Aurora=2年)

自分に合った勉強法をルーティーン化しよう

【6】暗記は声に出す&書く

暗記すべきものはとにかく紙に書きなぐっています。眺めていても本当に暗記できているかどうかは分かりません。単語や漢字などは、声に出しながら青色のペンでたくさん書いて練習しています。(かな=3年)

英単語はアプリの音声機能を活用してシャドーイングを行ったり、古文単語は漢字で覚えてその単語のイメージをつけたりして効率よく覚えるように工夫します。(ASUNARO=2年)

【7】スマホアプリを活用

あらかじめ、覚えづらいものや必ず覚えなければならないものをメモアプリに書いておきます。スマホを開くたびに目を通し、何度も反復するようにしています。スマホは常にそばにあるものなので、誘惑もありますが有効活用すれば強い味方になります。(桜いをり=3年)

小テストは知識の定着に生かそう

【8】「小テストを受けて終わり」にしない

大切なのは、毎日繰り返すこと。小テストを乗り切るためだけの勉強にはせず、しっかりと知識を定着させましょう!(ASUNARO=2年)