「自分は自分でOK」と自己肯定感があれば、悩みも少なくなりますよね。自分自身を認めてあげるためには何ができるでしょうか。高校生記者たちに聞いてみました。

自分自身を見つめなおす

時には一歩引いて自分を見つめ直すことが必要かも。

【1】自然体でいられる場所を見つける

家族、友達、一人の時間など、ありのままの自分を受け入れてもらえる場所があると落ち着くし、「そのままの自分でいい」と思えます。自分を高めることは大事だけど、時には完璧主義にならずできないことも認めると、自分が好きになれる気がします。(はるたま。=2年)

【2】気分が下がる原因を探る

自己肯定感の低さをいつ、なぜ感じるか、試しに紙に書き出してみる。いったん頭の中を整理して、苦しくなったら一呼吸おいて、戻ってきます。また、朝日を浴びて、あいさつと返事をきちんとし、広角を上げ、笑ってみます。そうすると、いつの間にか自分を受容できています。(kirari=3年)

【3】ネガティブな言葉と距離をとる

SNSを眺めていると、意図せずネガティブな言葉に触れてしまうことも多いと思います。また、ネガティブな言葉ばかりを口にする人と一緒にいると、考え方に影響を受けてしまうことも。私は前向きな言葉を積極的に取り入れたことで、自分の考え方や心の持ち方も変わりました。(桜いをり=2年)

理想と現実の差がありすぎると、疲れてしまうかも

【4】ボクシングで新たな自分発見

ボクシングセットはお手ごろ価格で手に入るし、2人ないしは1人で自宅でも楽しむことができます。ストレス発散にもなり、汗をかきリフレッシュすることは自分の新たな一面を知る良いチャンスにもなります。(こみりこ=1年)

周りの評価に振り回されない

周りの人全員に褒められ認められるなんて、不可能です。評価を求めて疲れてしまう前に、自分の本当の気持ちに目を向けたいですね。

【5】自信が持てることを見つける

得意な分野や好きなことなどに目を向け、努力を重ねることで、自然と自己肯定感が上がっていくと思います。(ゆぽ=3年)

【6】対立を避けない

中立的な立場に固執したり、意見対立を避けたりせず、多様性と「自分もまさにその中にいる」ことを理解するのが大事だと思います。長いものに巻かれそうな時は、一度立ち止まって少しだけ掘り下げて考え、他の人の意見を聞いてみるべきです。(あべりさ=3年)

周囲に合わせてばかりではなく、自分の心の声にも耳を傾けよう

【7】ルックス磨きも一つの手

私の場合はガーリーな服を着たり、メイクをして見た目をよくすると、自己肯定感が上がります。この時に大切なのは「自分が良いと思える」こと。はやりや他人の目を気にせずに自分を表現できると、自己肯定感が上がる気がします。(ふうくあ=1年)

【8】ポジティブシンキングが大切

失敗しても、周りから冷たい目で見られても、次に失敗しないための経験だと思えば乗り越えられます。自分が満足できるかに重きを置いて努力すれば、自己肯定感は上がると思います!(かな=2年)

【9】本の言葉を参考に

どうしても自分に自信がなくなってしまった場合は自己肯定感が上がる書籍を読み、書かれている言葉を朗読するだけで気持ちがスッと楽になれます。『私は私のままで生きることにした』(キム・スヒョン著、ワニブックス)という本がおすすめ。(あや=2年)

自分で自分を褒めてあげよう

できていないことより、できていることに目を向けて、自分の能力を素直に認めてあげる方法を紹介。

自分を褒めてあげられることを探してみて

【10】声に出して自分を褒める

声に出してひたすら自分を褒め、「できる!」と言います。例えば、部活でうまくいかない時「私なら絶対できるし!」と声に出したり、自信がなくなり落ち込んだら「私なら大丈夫だし!」と言うだけですが、周りも「自己肯定感高いね!」と言ってくれるので、さらに自己肯定感UP!(りとるしゃけ=2年)

【11】達成できる目標を立てる

大きな目標だけでなく1日ごとの小さな目標を一つ一つ確実に達成していくことで自信をつけていくことができ、自己肯定感が上がると思います。1日を振り返って良いところだけを日記に書きとめるのも効果的だと思います。(ごぱん=2年) 

【12】リストで「できてる」を実感

やることリストを作って、できたことにはチェックする。自分がきちんと進められていることを自覚しやすくなると思う。チェックをつけるたびに「自分結構できてるじゃん」と自分を褒めます。(rim=1年)