全国高校総合文化祭(とうきょう総文2022)の開幕にあわせて7月31日、丸の内仲通りで全国の高校生約1700人によるパレードが行われた。天理高校(奈良)バトントワリング部は、暑さに負けない力強い演技を披露した。(文・椎木里咲、写真・幡原裕治)

全力の笑顔でパフォーマンス

丸の内仲通りは、総合開会式の会場となった東京国際フォーラムのすぐ近く。東京駅方面に向かう約800メートルのコースを高校生がパレードした。天理高校(奈良)バトントワリング部はきらびやかな紫色の衣装を身にまとい、とびきりの笑顔で優雅なパフォーマンスを魅せた。

全力の笑顔に、観客も惹き込まれた

コロナ禍の練習「周囲への感謝忘れずに」

部長の杉本沙希さん(3年)によると、コロナ禍によって思うように練習ができないこともあったという。「出場できることは当たり前のことではない。いつも周囲への感謝の気持ちを忘れずに練習している」と、パフォーマンス中と同じ魅力的な笑顔で話してくれた。

部長の杉本さん(椎木里咲撮影)

同部は優秀な団体に贈られる「グッドパレード賞」を受賞した。