高校の文化部の祭典「第46回全国高校総合文化祭東京大会(とうきょう総文2022)」が7月31日から5日間、東京都内で開催される。開幕に合わせて、とうきょう総文実行委員会の生徒がデザインした「バナーフラッグ」が有楽町の街を彩る。フラッグデザインをあしらったパッケージの菓子パンも、26日からローソンで販売される。(椎木里咲)
東京のシンボルがモチーフ、有楽町の街をジャック
「バナーフラッグ」は、大会の生徒実行委員会に所属する広報担当の生徒が中心となって制作した。7月29日から8月4日まで、丸の内仲通りの有楽町ブロック、丸の内ブロックに飾られる。丸の内仲通りに高校生がデザインしたフラッグが採用されるのは初という。
スカイツリー、東京タワー、都庁、雷門、東京駅が描かれ、とうきょう総文2022のイメージカラー5色がグラデーションをなしたデザインだ。コロナ禍のために対面で集まれない中、半年ほどかけてオンラインで打ち合わせを進めたという。
東京の食材使ったコラボ菓子パン発売
ローソンで販売されるとうきょう総文2022とのコラボ菓子パンは、伊豆大島の海水100%を原料にした「ホイップ塩あんぱん―伊豆大島産の塩入りあん使用」と、八丈島産のマイヤーレモンを使用した「濃いめのむしケーキ レモン―八丈島産マイヤーレモン使用」の2点。地元・東京の食材を使用しているのが特徴で、アイデア出しには生徒も参加した。パッケージには、とうきょう総文2022のバナーフラッグがあしらわれている。
コラボ菓子パンは、関東甲信越(東京都、栃木県、群馬県、埼玉県、茨城県、千葉県、神奈川県、長野県、山梨県、新潟県)のローソンで販売される。