誰とでも打ち解けられて、友達作りが得意なコミュニケーション力がある人って、何が違うのでしょうか。高校生記者たちが考える、「コミュ力高めの人たち」の特徴を聞いてみました。まねできることがあるかも?
話題が豊富で誰とでも話せる
打ち解けるまでは「何を話そう……」と構えてしまいがち。そんな時、相手が互いに盛り上がれる話題を振ってくれると、安心しますよね。
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【1】会話の引き出しが多い
話の引き出しをたくさん持っていて、相手を信頼し笑顔で話すことができる人。クラスメートにもそんなすごい子がいます。話していてとっても楽しく、得るものがあります。自分には無いものをたくさん持っていて、いろいろなことに興味を持っている友人。その素晴らしい姿勢を見習いたいです。(マリ=1年)
【2】共通点を見つけるのが上手
コミュ力のある人は、自分と相手の共通点を見つけるのが上手。入学当初、最初に話しかけてくれた子は、「出身地が同じ」ことを話題に出してくれました。その子は積極的に周りの子に話しかけていて、みんなと仲良くなるのが早かった印象があります。共通点は話題にしやすいですし、仲間意識が湧くので仲良くなりやすいです。(立葵=2年)
【3】幅広い話題に乗れる人
教養があり、浅くても広く話ができる人。素直に「礼」と「おわび」ができる人は憧れます。コミュニケーションは、僕自身も大切にしています。以前、転校生と1対1で話して性格を把握したあと、合いそうな友達を会話の中に引き込んで、つなげてあげたことがありました。結果、転校生は僕よりもその子と仲良くなっていました(笑)(古本屋の古書=2年)
話し相手への気配りが上手
「ずっと一人で話し続けられる」=「コミュ力が高い」、ではありません。「会話はキャッチボール」とよく言いますが、相手も話しやすい空気を作れるのが、コミュニケーション上手の証しです。
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【4】言葉が聞き取りやすい
声のトーンが聞き取りやすい、絶妙な高さの声の人。コミュニケーションをとるには、まず話しかけなければいけません。コミュ力がある人の多くは、ハキハキとしていて聞き取りやすい声で話しかけているので、答えやすいです。結果、自然と会話も弾みます。(百瀬=3年)
【5】会話を楽しむ、聞き上手
コミュ力の高い人は、話を聞きながら適度に合いの手を入れて話を展開してくれ、楽しそうに笑ってくれます。やはり、苦笑いをされるより大声で笑ってくれる人の方が話しやすいし、そういう人に話を聞いてもらいたいと思います。実際に、私のクラスで中心的な人もどんな話でもニコニコ笑って聞いてあげている印象です。(もりよ=2年)
【6】相手に話のボールを投げられる
探求学習のグループが同じだった友達は、発言の最後を質問で締めていました。最後に、「〇〇ちゃんはどう?」などと言い添えてくれることで、私も自分の意見を言いやすくなり、自然とお互いに会話のキャッチボールができました。こまめに相づちを打ったりリアクションをしてくれたりするのも、話しやすかったです。(桜いをり=2年)
話していて気が楽、楽しいと思わせる
会話をするのに気が引けるのは緊張してしまうから、という人は多いのではないでしょうか。構えすぎず笑顔でいると、お互いに気持ちがほぐれて、会話も弾むかもしれません。
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【7】「素」を見せてくれる人
初めから素を出して笑顔で話しかけてくれる人。コミュニケーションはトーク力だけではなく、内面も重要だと思っています。コミュ力が高い人は、相手に好印象を持たせられていることが多い。裏表がなく、笑顔が絶えない愛嬌(あいきょう)のある子はとても親しみやすいと思います。(ゆぽ=3年)
【8】話していて楽しく笑顔を絶やさない人
コミュ力があると感じる子の共通点は、「笑顔」。初対面の人にも積極的に話しかけ、明るく元気で、人の目を見て笑顔で話し、しゃべりがうまい。コミュ力のある初対面の子に話しかけられ、話に花が咲きすぎて30分間互いの名前も知らないまま会話をしていたこともありました。(つちの子=3年)
【9】誰に対しても壁を作らない
他クラスの友達が教科書を借りに来たとき、私としゃべっていた友達にも「昨日〇〇行ってた? インスタのストーリーで見たよ!」と話しかけ、仲良くなっていました。ささいなことから話題を膨らませ、いつも明るく振る舞い、その子はいろんな人と仲良し。堅苦しくならず、壁を作らずに接してくれるので、男女問わず打ち解けやすいように感じます。(めいけん=2年)