Netflixで配信されている「高校生が主人公のオススメ映画」を紹介します。泣ける恋愛映画からスカッと笑える映画まで。休日に映画ライフを楽しんでください!(高校生記者・日若飛鳥=3年。出演者は敬称略)

やんちゃな男子が優等生女子にひかれて…

「あの頃、君を追いかけた」

授業妨害をするようなやんちゃな主人公の浩介。成績がトップクラスの女子生徒・真愛は浩介の監視役になりストーリーは進む。お節介の真愛に不満を感じながらも、浩介は彼女に惹かれていく。

2020年「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」ニューウェブアワードも受賞した山田裕貴さんと乃木坂46の齋藤飛鳥さんが主演を務めた本作。高校生の青春模様と恋愛……友人関係、恋人関係に悩みがあればせひこの作品を見てほしい。新たな発見がきっとあるはずだ。

 

親友の兄とキスしちゃった!

「キスから始まる物語」

主人公のエルは、男子の親友・リーと家族ぐるみのつきあいだ。エルはリーの兄とキスをするが、それはエルとリーの間で交わした、親族に恋をしないという「ルール違反」だった。それぞれの関係はどのように変化していくのか……。

2018年に配信された本作はNetflixユーザーの3分の1が複数視聴をしたというデータが出される人気っぷり。高校生には勉強になる部分もあり、さまざまな視点で見ればその度に新しい発見があるはずだ。

 

思いもよらぬ展開に心ゆさぶる

「四月は君の嘘」

ピアニストの主人公・有馬公生は、母の死が原因で音楽から遠ざかってしまう。3年後の4月。満開の桜の下、同い年のヴァイオリニストの宮園かをりと知り合う。思いもよらぬ展開とささやかな「うそ」が絡みあい、視聴者のこころを強くゆさぶる作品。

原作は漫画で、アニメ、ミュージカル化などもされており、中学生時代を中心に高校生進学までが描かれている。子供っぽさのない登場人物の揺れ動く感情にぜひ注目してほしい。

私の場合はアニメ映画のイメージを変えてくれる作品となった。老若男女が楽しめる作品なのでぜひ数多くの層に届いてほしい作品だ。

 

部活を頑張る高校生に見てほしい

「アマチュア」

天才バスケ少年のテロンは、14歳で名門校にスカウトされ、学習障害や大人の私利私欲に振り回される。アマチュアスポーツの世界を必死に生き抜く姿を描く。

本作のバスケットボールのプレイシーンの表現がすばらしく、スポーツ好きは楽しめるだろう。激しいバスケットボールのプレイシーンと、アマチュアスポーツの闇が交差し視聴者の感情がゆりうごかされる。部活動を頑張っている高校生にぜひ鑑賞してほしい。

 

臨場感を楽しんで

「バブル」

突如降り注いだ原因不明の泡によって壊滅した東京。立入禁止区域は居場所のない子供のたまり場になっていた。主人公のヒビキは心を閉ざしていたが、一人の少女との出会いから運命が動いていく。

この映画は「進撃の巨人」を手掛けた荒木哲郎監督とアニメ制作会社WIT STUDIOで作り上げたアニメーション映画だ。豪華製作陣が作り出す本作の描写は圧倒的臨場感を楽しめるだろう。ストーリーだけでなく世界観を作っているアニメーション映像にも注目していただきたい。