4月、新しいクラス、部活…友達ってどうやって作るんだっけ? 「私人見知りだしハードルが高くて無理」と感じていませんか? でも大丈夫。ちょっとした心がけでできる、とっておきの「友達作りのコツ」を高校生の先輩たちに教えてもらいました。

共通点から仲が深まる

共通の趣味や話題がある相手なら、まだ慣れない間柄でも話しやすい! さらに、趣味を通してより深い友情を育んでいける可能性大。

初めは緊張するけど、やっぱり作りたい! それが友達

【1】共通の趣味を持つ人を探そう

インスタグラムやクラスでの自己紹介の時間などを利用して、趣味が合いそうな子を探してみて。自分からも好きなことを発信すると、誰かが話しかけてくれるかも。

「好きなアイドル」など共通の話題があれば、まだお互いを知らない段階でも会話が続きますし、距離が縮まります。ヲタ活を理由に遊ぶことにも繋がります。(なまけもの=3月卒業)

【2】秘密を共有する

初対面で少し仲良くなったあと、より仲を深めるためのコツは「秘密を共有する」こと。一番盛り上がるのは、恋愛系や趣味系の秘密。

心を開いていることを示すために「今日の朝、階段でずっこけてめっちゃ恥ずかしかったんだよね」くらいの些細な秘密でも、共有していることがあると話す機会も増えます。ちょっとした相談ごとができる距離感の友達を作るのにおすすめです!(マリーナ=3月卒業)

【3】まずは相手を知る

いろいろな人に話しかけること! 些細なことでも一回話せばお互いの距離が近づきます。思いがけず共通点を発見できる機会になるかも。

一方で「合わないな」と感じた人からは躊躇せずに離れることも大事。相手に好かれるために、自分が辛い思いをする必要はありません。ぜひ、自分も相手も一緒にいて気持ちの良い友達を見つけてください!(はる=3月卒業)

当たって砕けろ! とにかく話しかけよ

とにかく、初めに話しかけることをハードルが高く感じる人は多いのでは。そこは「お互い様」の精神で、積極的に行くのをお勧めする意見も多数。

一つの勇気が、どんどん友情の輪を広げるかも!

【4】「嫌われたら」は封印、積極的に話して

友達作りで一番大切なのは「積極性」。「嫌われたらどうしよう」と不安になる気持ちも分かります。

よくやってしまいがちなのが、話しかける前に話の内容を決めたり、相手を探ったりしてしまうこと。そのようなこだわりは捨てて、まずはできるだけ多くの人に話しかけるのが大事です。

そのあとに、緊張せずに話せる友達を見つけ、趣味の話をすれば友達作りはクリア!(ねねむる=2年)

【5】会話のきっかけを逃さない

入学後やクラス替え後は、みんな「友達できるかな……」と同じ不安を抱えているはず! 初めて会う人に話しかけるのは勇気がいりますが、移動中や席の近い子などに頑張って話しかけてみて。そこから輪が広がって、いろいろな人と話す機会になるかも。

その日の「提出物」や「予定」といった事務的なことでもいいので、とにかく話すためのきっかけや内容を考えることもときには大事!(はるたま。=2年)

【6】たくさん声掛けしてくれた子から仲良く

自分から声をかけに行くことが、友達を早く作るコツ。ですが苦手な人も多いと思います。私もそうなので、たくさん話しかけてくれた人とまず初めに仲良くなりました。それをきっかけに人と関わる機会が増え、たくさんの友達が出来るようになりました。(朝倉七緒=3月卒業)

【7】会話ネタを仕込んでおく

話題の種になるような物を持っておくと良いと思います。キャラクターものの文房具や、目を引くマスコットをカバンに付けておくと、クラスの子に声をかけられやすくなります。私は、サンリオキャラクターのストラップをリュックに着けていたのがきっかけで、同じキャラクターが好きな子と話すようになりました。(桜いをり=2年)

授業中にもチャンスはある

授業で生徒同士コミュニケーションを取る場面は、話題は先生が決めるし、話す相手も指定されている……これを利用しない手はありません!

授業の中なら、話しかけるハードルの低さもピカイチ!(イラストはひなたさん)

【8】授業を最大限に活用

初日の自己紹介で上手く自分を表現出来ず、友達ができなかった人もいるかもしれません。ですが、高校の授業では「ペアワーク」や「グループワーク」が多くあります! 授業内のそのような活動を通して、近くの席の人とコミュニケーションを取り、話しやすい関係を作ることで、次第に友達が増えていくと思います。(Matsuri=3月卒業)