どうしても解けない、分からない問題が…!さあ困った。高校生たちはそんな時どのように解決しようとするのでしょうか。

まずは自力 教科書・問題集でヒント探し

応用問題などが解けないときは、基礎を見直すことが重要。分かりやすい説明や解説がいつでも確認できるものを見つけておくと、困ったときにはとっても頼れる存在に。

教科書は基本が分かりやすく説明されている 

【1】教科書を読み直す

私はいつも教科書の該当単元の部分を読み直します! 教科書は応用につながる大切な情報がまとまっているからです。しっかり読み、教科書の章末問題を解いてできれば、それでおしまいにします。(ピーナッカ隊長=3年)

【2】模範解答や授業ノートを見返す

まずは自力でやってみて、答えをノートに写しながらどういう仕組みだったのかを体感する。その後、授業ノートを見返してみます。(すおの=3年)

【3】解説が充実した問題集を選ぶ

あまり深く考えずに、最初から答えを見て解法を学ぶようにしています。そのため、問題集は解説が充実しているものを選ぶことが多いです。ただ、「すでに解法を知っているのに分からない」「知っている解法プラスアルファの応用問題」などの場合は、かなり粘って解けるまで考えます。(しむしむ=2年)

【4】基本問題に戻ってみる

わからない問題があったら、まず教科書や参考書で「簡単な問題」を探します。難しい問題は、基本問題を少し変えているパターンが多く、似ている問題の解法をまねしていくと解けるということがよくあるからです。基本問題すらわからない場合は、解くために必要な公式などを覚えるしかありませんが、発展問題にはおすすめです。(あかり=1年)

先生・友達に聞いてみる

先生や友達に直接教わることの最大の良さは、疑問点をその都度その場で解説してもらえるところ! 友達同士なら説明する側にも、アウトプットすることでさらに理解を深められるメリットがあります。

お互いの得意を生かしてサポートし合うのもGood(写真はイメージ)

【5】友達と教え合う・友達に聞く

友達と教え合い、お互いにわからない場合はどこまでできたのかだけでも共有しています。「分からないポイントを把握する」ように心がけています。(ひぃ=2年)

ズバリ「友達に聞く!」です。もちろん1人で1回は考えるのですが、人に聞くのは一石二鳥だと思っています。教える方もアウトプットで練習できるし、聞く人も教えてもらった人に「繰り返して確認する」ことで解法が身に付くのでオススメです。「分からない」のを認めて人に頼るのもいいことです!(めておーら=2年)

自分で考えわからなかったら、とにかく友達に聞きまくる! 同じ授業を受けているので、授業の解説に沿って教えてくれると思うからです。同じところでつまづいて一緒に先生に聞きに行った、ということも多いです。(あかり=1年)

【6】先生に聞きに行く

問題に「わからない理由」を書いて付箋を貼って、まとめて先生に聞きに行きます。(すおの=3年)

YouTube、アプリを活用

スマホやPCがあればいつでもどこでも利用できるのが大きなメリット。分かりやすく、丁寧に勉強をサポートしてくれるアプリや動画が豊富に出ています。

楽しみながら勉強できる工夫も凝らされている

【7】YouTubeで解説動画を見る

まずはYouTubeで参考になりそうな動画を見ます。特に役立っているのは「Try It」の動画で、本当に授業を受けているような気分になり、学んだことが頭に残ります!(ひょんこ=1年)

家にいるときであれば、まずYouTubeで解説動画を探します(おりお=2年)

【8】WEB検索を活用

関連した動画がなかった場合や、もっと深い内容を調べたい場合は、web検索をするようにしています。自分の知りたかった内容が解説されているさまざまなサイトが見つかります!(ひょんこ=1年)

【9】アプリを活用

まずはネットの解説や本で調べています。本やネットの解説で分からなかったときは、Qanda(クァンダ)という大学生が数学の問題を無料で解説してくれるアプリを使って、分からない問題を克服しています。(あやぴ=3年)

Qanda(クァンダ)というアプリは数学や化学の分からない問題を撮影するだけで、人工知能が解説を検索してくれます。

詳しく解説してくれる1:1のチャット機能もあり、東大や早稲田大といった名門大学出身の先生がリアルタイムで教えてくれます。分からない点をすぐに解決することができますし、解説も丁寧で良いと思います。(Rinka=2年)