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部活によって使う道具は違いますよね。どんなこだわりのグッズを持っているのでしょうか……？ 運動部と文化部の友人に部活のマストアイテムを取材してきました。（高校生記者・すおの＝3年）
【ダンス部】ノートに目標や反省をメモ
ダンス部のマストアイテムはCDや部活着、ノートです。
構成、振りなどを全て自分たちで作るので、決定したことや、これからの目標や反省点などを、たくさんノートに書きます。ノートは自分の好きなデザインのものを使っているので、モチベーションもアップします。
あとはテーピングセットです。私たちははだしで踊るので、足の裏の皮がむけることがあります。ばんそうこうだけでは取れてしまうので、テーピングで補強します。ばんそうこうに、白い硬いテーピングとベージュ色の柔らかいテーピングを重ねて付けると、練習中も痛いということが減りました。（まの＝3年女子）
【テニス部】体調管理の日光対策グッズもマスト
ラケット、シューズ、ボールなどをラケットバッグに入れています。ラケットに付けている「振動止め」は大事。ないとボールを受けにくく、受けたときの衝撃が強くなります。
シューズは意外とすぐヘタってしまうので定期的に購入していました。外で部活をするので、日光を遮れるものが必要です。サンバイザーもいいのですが、頭の上に日が当たるので、普通の帽子がオススメです。
もちろん日焼け止めも必須で私はアネッサを使っていました。制汗剤とタオル、塩分チャージも必須です。実はテニスは水泳よりカロリー消費が多く、しかも長時間直射日光に当たるので、体調管理のための物も重要度が高いです。（ルビー＝3年女子）
【演劇部】台本に場面の解釈やダメ出しをメモ
マストアイテムは劇の台本、マーカーです。
演者も、裏方担当も共通で必要です。台本は、役のオーディションが終わった日から次の練習までに、自分のせりふの確認や場面の解釈を深めたり、監督などからのダメ出しをメモしたりするのに使っていました。
場面の解釈を監督と一致させられるように、話し合いをたくさんしたので、台本にはさまざまなメモがあります。裏方担当になったら、通し練習のときに台本にタイムのメモをしていました。
マーカーは、自分のせりふを覚えるために、目立たせるように使いました。台本はただせりふを覚えるためだけではなく、演出や場面解釈にも重要な物です。（はま＝3年女子）
【茶道部】お茶の道具で和な世界にどっぷり
茶道部のマストアイテムは「帛紗（ふくさ）セット」です。帛紗セットとは、お茶をたてるときや頂く時に必要なものです。
写真の一番上にあるのが、扇子です。お客さんにあいさつをするときに使います。花柄の布は「古帛紗（こぶくさ）」と言って、お茶わんをお客さまに運ぶときに使います。赤い布は「帛紗」と言って、お茶の道具を拭くのに使います。
一番手前の糸切りはさみのようなものは、お菓子を頂くときに使う、「菓子切り」というものです。白い紙は「懐紙（かいし）」と言って、お菓子を頂くときに、そこに載せていただきます。紫の紙は懐紙の包み紙です。（ちゃぬ＝3年女子）
【鉄道部】鉄道模型を作る専門の工具がたくさん
「鉄道部では何をするの？」と聞かれますが、主に「鉄道模型」を作成しています。マストアイテムは、鉄道模型を作成するための道具たちです。
研磨剤、くぎなどの細かい部品を外すペンチ２種類、模型の電飾の接着や修理用にはんだごて、全体に色を塗るスプレー、くぎを打つためのトンカチ、試験用のレール。普段は部室で保管をしているので写真はありませんが、試験用の列車もあります。
個人的に最も重要道具は「トンカチ」です。板の固定やレールの固定、ボンドはがしなど、さまざまな場面で使うことができます。（お茶の守＝3年男子）
【スケート部】職人手作りのこだわりの靴
スケート部として活動している私のマストアイテムは、もちろんスケート靴です。
スケート靴は職人さんが心を込めて1足1足作成しているので、履いた感覚は普通の靴と全然違います。選ぶ際はこだわって、同じ種類でも何足か用意してもらって、履き比べています。
靴の扱いには気を配ります。練習後は汗や水を吸い込んで靴が重くなるので、練習が終わったら必ず、新聞紙を入れて水分を取ります。保管する際は、直射日光に当てないように気を付けています。日光で靴の形が変わっちゃったという話を聞いたので……。
エッジ（滑る部分、刃）の位置で、ジャンプのタイミングや滑る感覚が大きく変わります。だからミリ単位での調節をしています。（アリエル＝3年女子）
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