高校入学を機に、「新しい弁当箱がほしい」と考えている人はいないだろうか? 商品の種類が豊富で、どれを選べばよいか迷ってしまう。そこで生活雑貨専門店「ロフト」の広報・岸里実さんに、ランチグッズのトレンドや選び方、おすすめのアイテムを聞いた。(文・和田七望=学生ライター、写真・ロフト提供。価格はすべて税込み)
たっぷり詰められる「ドーム型」が人気
―どのような形状の弁当箱が最近のトレンドですか?
ふたがドーム型になっている弁当箱が人気です。おかずがつぶれず、ふんわりと詰めた状態をキープしてくれます。フタのギリギリまでたっぷり詰められるので、運動部などに入っていてご飯をたくさん食べたい人にもおすすめです。

保温・保冷機能を重視
―機能面のトレンドも教えてください。
保温・保冷機能のあるランチジャーも多く登場しています。近年は暑い季節が長くなり、気温もどんどん上がっていて、夏場の食中毒が心配な方も多いです。
そのため、定番のランチバッグだけでなく、弁当箱そのものに保冷・保温機能がついた物や、温度をキープしてくれるランチポーチなどのアイテムが多く登場しています。暑い季節は冷たい状態を、寒い季節は温かい状態をキープしてくれるため、通年使用できます。
「韓国」風のデザインがトレンド
―デザインのトレンドは?
ファッションのトレンドが弁当箱にも流れてきて、落ち着いたくすみカラーが人気です。韓国文化の流行もあって、韓国発のキャラクターをあしらった弁当箱も取り扱っています。
自分に合った容量を確認
―どのように選ぶのがおすすめですか?
まず、自分に合う容量の商品を探してみてください。一般的な容量なら、500mlから800mlの間で選ぶのがおすすめ。運動部でハードな練習をしているなど、ご飯をたくさん食べたい人は、900ml~1000mlくらいの物がおすすめです。

「樹脂」「木」「ステンレス」好みの素材を選んで
―素材で選ぶ際のポイントは?
素材は樹脂、木、ステンレスなど、さまざまなタイプがあります。樹脂の弁当箱は軽くて丈夫なのが魅力。木でできたわっぱの弁当箱は、湿気を吸ってくれるため、冷めたご飯もおいしく食べられます。
ステンレスの弁当箱は匂いがつきにくいので、カレーやナポリタンなど、匂いが強いものも持っていきやすいです。
他にも、仕切りがあるか、食洗器で洗えるか、電子レンジが使えるかなど、商品によって様々な特徴があります。自分の生活スタイルに合わせて、ぴったりの弁当箱を探してみてください。
ロフトおすすめの弁当箱&ランチグッズ10選
続いて、おすすめの弁当箱やランチグッズを、岸さんに聞いたポイントとともに紹介する。
ふたに保冷剤を搭載
【ロフト限定】hyacco GEL-COOL スクエアランチMサイズ(2200円)

ふたが保冷剤と一体になっている弁当箱。ふたをあらかじめ冷凍庫で凍らせておき、完成した弁当に取り付けるだけで、簡単に保冷効果が得られる。
保冷剤の水滴でバックが濡れたり、ベルトで固定していたはずの保冷剤が外れたりというストレスも軽減、夏場におすすめの弁当箱だ。
握らずにおにぎりが作れる
【ロフト限定】mashmash おにぎりランチケース(1100円)

ご飯と具を詰めて、付属の押し型でぎゅっと押すだけで、握らずに簡単におにぎりを作れる弁当箱。おにぎりとおかずを一緒に詰めることも、おにぎりをふたつ詰めることも可能。
できるだけ時短で弁当を作りたい人におすすめだ。トレンドのくすみカラーとワンポイントのデザインもかわいらしい。
スリムな二段タイプ
【ロフト限定】メゾンテリア ランチボックス二段(1980円)

犬をモチーフにしたお菓子で人気を博しているブランド「メゾンテリア」のデザインのランチボックス。3匹のフレンチクルーラードッグの愛嬌あふれる表情がかわいらしい。
箸はふたの内側に収納できる。二段の弁当箱は、一段のものよりも幅がスリムなため、荷物を圧迫しないコンパクトな弁当箱を持ちたい人におすすめだ。
冷めてもおいしい
曲げわっぱ弁当箱エンジョイ(ヤマコー、3960円)

いつものランチタイムを格上げしてくれる曲げわっぱの弁当箱。天然木ならではの心地よい香りと、木目の素朴な風合いが魅力だ。木が湿気を吸ってくれるため、冷めたご飯もおいしく食べられる。
毎日の手入れがしやすいよう、外側にはウレタン塗装も施されている。一般的な曲げわっぱ弁当箱よりも手に取りやすい価格なので、初心者にもおすすめだ。
大容量でたっぷり入る
マリット ステンレス4点ロックランチコンテナ L(サブヒロモリ、2750円)

ふたを4点でロックするデザインがおしゃれな弁当箱。1200mlの大容量サイズで、ご飯をたくさん食べたい人におすすめだ。ステンレス素材のため、カレーやナポリタンなど匂いの強い食べ物も入れられる。冷蔵庫に予め作り置きしておき、そのまま弁当として持っていくことも可能だ。
スープも楽しめる
【ロフトオリジナル】タテ型保温ランチジャー バック付き(3630円)

保温・保冷機能が付いているステンレスランチジャーと菜入れがセットになった弁当箱。タテ型タイプでコンパクト、かつ容量はしっかりとあるため、満足感のある弁当を作れる。スープとご飯、おかずとご飯など、気分に合わせてさまざまなバリエーションの弁当を楽しみたい人におすすめ。底面に滑り止めが付いているのもうれしいポイントだ。
丼ものや麺を入れられる
【ロフトオリジナル】ムジークタイガー 丼ランチジャー(3300円)

ぽってりとした丼ぶりの形が目を引く弁当箱。韓国発の虎のキャラクター「ムジークタイガー」のゆるっとしたイラストもかわいらしい。
ご飯と具、麺と具などを分けて詰められるので、温かい丼ものや麺も手軽に楽しめる。弁当の幅がぐっと広がるアイテムだ。折り畳みのハンドルが付いており、コンパクトな設計なのもうれしいポイント。色々なバリエーションの弁当を楽しみたい人におすすめだ。
大きな弁当箱もすっぽり
【ロフトオリジナル】保温・保冷スクエアランチバッグ(2200円)

保冷・保温効果があり、シンプルなデザインが使いやすい商品。小物を収納できるファスナーポケットや内ポケットだけでなく、350mlのペットボトルを入れられるゴムバンドも付いている。マチの幅が広いため、容量の大きい弁当箱もすっぽりと入れられる。水筒や薬、ウェットティッシュなどの小物を、弁当と一緒に収納して持ち運びたい人におすすめだ。
お弁当グッズをまとめて収納
【ロフトオリジナル】2WAYランチワイヤーバッグ(2420円)

手提げのバッグとしてはもちろん、ベルトを取りつけてショルダーバッグとしても使える。水筒なども入る頼もしいサイズ感だが、約240gと軽量設計なので、ランチタイムグッズをまとめて収納できる。開け口が大きく開くため、どこに何が入っているかが見やすく、物が取り出しやすいのも魅力だ。
コンパクトで収納しやすい
【ロフトオリジナル】保冷・保温スクエアランチポーチ(1980円)

小さめサイズのお弁当にぴったりな保冷・保温効果のあるランチアイテムなら、「スクエアランチポーチ」がおすすめ。コンパクトなサイズ感で、カバンの中にも収納しやすく、夏場でも安心して弁当を持ち歩ける。わざわざランチバッグを別に持つほどではないが保冷・保温効果がしっかり欲しい、という人におすすめだ。
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