新入学シーズンが迫ってきた。高校の入学準備を進める中で、「通学リュックの選び方がわからない」と悩む人はいないだろうか? 生活雑貨専門店「ロフト」の広報・岸里実さんに、通学リュックのトレンドや選び方、おすすめのアイテムを聞いた。(文・和田七望=学生ライター、写真・ロフト提供。価格はすべて税込み)

四角形のリュックが流行

―最近はどのようなリュックがトレンドですか?

四角形のリュックが流行っている印象です。丸みのある形のリュックも人気ではありますが、今はどちらかというと四角形のものがより選ばれているように思います。丸みのあるものに比べて型崩れがしにくいので、より長く使いやすいが魅力です。

四角形のリュックが人気(写真は「Siena ND1001BEG」(ノルディス)) 

通学スタイルに合わせて機能性をチェック

―通学リュックはどのように選べばよいでしょうか?

まず押さえておきたいのが、軽さと肩紐の太さです。高校生は、教科書などでどうしても荷物が重くなってしまうので、リュックは軽さを意識して選んでみてください。

幅の広い肩紐の物を選ぶと、荷物が重くなっても肩が痛くなりにくいです。特にクッション性がしっかりある物だと、より楽に背負えますよ。

肩紐は幅の広いものを選ぼう(写真は「Siena ND1001BEG」(ノルディス))

デザイン、容量、機能性からリュックを選ぼう 

―自分に合った通学リュックの探し方を教えてください。

軽さと肩紐の広さを押さえつつ、デザイン、容量、機能性の3点から、自分に合うものを探すのがおすすめです。色味の点では黒を選ぶ方が多いです。制服にも私服にも合わせやすく、汚れも目立ちにくいです。長く使い続けられるように、自分の好みのデザインを選ぶこともおすすめです。

容量は、20L以上あると通学で使いやすく、部活などで荷物が多い人は、30Lあると安心です。

機能性の点は、ポケットが多く付いているリュックがおすすめです。収納力も上がりますし、何をどこにしまうか決めておけば、物を探す手間も省けます。

通学スタイルごとに欲しい機能を考えて

―機能性はどんな部分を確認すればよいですか? 

通学スタイルから欲しい機能を考えてみてください。自転車通学なら耐水性・防水性が高い物を選ぶと雨の日も安心ですし、バスや電車通学なら定期を入れるポケットが付いている物を選ぶと毎日ストレスなく使えます。

PCポケットがついていると便利(写真は「Siena ND1001BEG」(ノルディス)) 

学校でパソコンやタブレットを使うという方は、機械を衝撃から守ってくれるPCポケットが付いた物がおすすめです。

ロフトおすすめのリュック6選

続いて、おすすめの通学リュックを、岸さんに聞いたポイントとともに紹介する。

33Lの圧倒的な大容量サイズ

ウォーカー33(コールマン、8690円)

ウォーカー33(コールマン、8690円)

約33Lの大容量サイズが頼もしい。リュック自体が軽く、ベルトもクッション性があって幅が広いため、荷物をたくさん入れても使いやすい。開け口が大きく開くため、物が取り出しやすいのも嬉しいポイント。折り畳み傘や500mLのペットボトルが入るサイドのメッシュポケットも付いている。

荷物が多い人はもちろん、撥水加工も施されているため、自転車通学の人にもおすすめだ。

ポケット多めで収納力抜群

ホットショット(ザ・ノース・フェイス、22770円)

ホットショット(ザ・ノース・フェイス、22770円)

約27Lと大きめの容量なので、荷物が多い人にもおすすめだ。PCポケットや大きなサブポケットも付いており、収納力も抜群。

アウトドアブランドのノウハウを活かしたメッシュの肩紐やウエストベルトのおかげで、荷物が重くても楽に背負える。シンプルなデザインなので、様々なシーンで使いやすいところもうれしい。

男女問わずに使えるデザイン

【ロフトオリジナル】LMP2243HPWPリュック(マンハッタンポーテージ、24200円)

【ロフトオリジナル】LMP2243HPWPリュック(マンハッタンポーテージ、24200円)

オンオフ問わず使える、汎用性の高い商品を選びたい人におすすめだ。大容量で深めのメインポケットが特徴。開け口が広く開くため物が探しやすい。

裏面には防水加工も施されているため、雨の日の通学でも安心だ。ブランドロゴがさりげないワンポイントの刺繍であしらわれており、男女問わず様々なシーンで使いやすいのも嬉しいポイント。

水濡れに強く雨から守る

LIKID フラップバックパック(ミレスト、8800円)

LIKID フラップバックパック(ミレスト、8800円)

耐水性に特化したリュック。巾着のようにきゅっと絞れる開け口で、中身を雨からしっかり守る設計になっている。さらに、外側には、濡れた折り畳み傘やペットボトルを入れると、水分を外に出してくれる水抜き穴がついたポケットも搭載。

撥水性の高いマット加工がされた素材は、通学にはもちろん、カジュアルな服装にも合いやすいため、私服での外出でも使いやすい。

充電ポートを搭載

Nordace Siena 軽量デイリーリュック(ノルディス、10099円)

Nordace Siena 軽量デイリーリュック(ノルディス、10099円)

香港のブランド「ノルディス」のリュック。最大の特徴は、USBの充電ポートが付いていること。別売りのバッテリーを繋げておけば、移動中でもリュックを背負ったまま、スマートフォンなどをすぐに充電することができる。小さなポケットや仕切りも充実しており、細かい物を散乱させずにしっかりと収納したい人にもおすすめ。カラーバリエーションが豊富で、使いやすいシンプルなデザインも魅力だ。

ロフト広報・岸里実さんが紹介してくれた商品はロフト公式通販サイト「ロフトネットストア」でも販売中!