同じ時間なのに、楽しく学べたり、逆に退屈で長く感じたりする授業。その違いは一体何なのでしょうか? 高校生記者たちに人気がある授業の特徴について意見を聞いてみました。
好奇心をかき立てられる
はじめは「なんか興味ないな」と思ってたのに、授業が進むうちにワクワク、知ることが楽しくなってくる。そんな授業はやっぱり人気が高いようです。
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楽しくする工夫がある
私の学年では理科の授業が大人気です。私は実験が嫌いだったのですが、先生のおかげで化学の授業が毎度待ち遠しくなりました。
実験を行う際、いかに期待通りの結果が出るかと班同士で競い合う形をとっていて、それが人気の鍵だと思います。チームで協力してわいわいしながら、正確な結果が出たときのうれしさが半端ないです!(みーひ=2年)
内容に興味を持たせてくれる
「高校生が最も嫌っている確率が高い」と言っても過言ではない数学。ですが私の学校では、ある先生の手腕により、ものすごく人気があります。
ただ教科書に書いてあることを読むのではなく「その単元にまつわる話」などを授業の中で数回挟んでくれるのです。さまざまな興味を持つことができたし、休憩時間にもなりました。(かなた=3年)
生徒が参加できる形式
まずは「眠くならないこと」。先生が教科書を読んでいるだけだとどうしても眠くなり、堪えるのに必死です。「生徒を参加させてくれたらいいのに」と思います。
もう一つは「テストとかみ合ってること」。先生によっては、授業の内容からは考えられないテストを作ることも。「教えたことから出してよ」と思います。(鈴木とこー=3年)
自分で選ぶと苦痛がない
芸術の時間が「一番人気」だと思うし、自分も一番好きです。自分が選択した科目なので苦痛がなく、日々の疲れを癒やしてくれるオアシスタイムです。(百瀬=2年)
ついつい聞いちゃう! 先生の雑談が楽しい
授業中の先生の雑談は、集中して疲れた頭を休めることもできる、ちょっとしたリラックスタイム。面白いと授業に臨むテンションも上がりますよね。
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先生の雑談レベルが高い
全く関係ない話をダラダラしゃべる先生、授業の内容と関係のある話を淡々と話す先生、関係のある話を楽しそうに話してくれる先生など、いろんな先生がいます。
人気なのは、魅力的な話をしてくれる先生の授業だと思います。先生がその教科に対して楽しそうな姿勢を持っていると、こちらも楽しくなります。雑談があまりにも多い先生は、授業の展開がつまらないイメージがあります。(まじめがね。=3年)
ユーモア、メリハリがある
「ユーモア」だと思います。私の学校の理科系科目の先生は、クラスのみんなからの評判も良いのですが、その先生は授業中に「先生自身の武勇伝(笑)」だとか「心に響くような真面目な話」などちょっとしたつなぎに小話をしてくれます。
ただ教科書の内容を先生が黒板に書いて解説するような「単調な授業」ではなく、メリハリがあるからみんなからの評判もいいのではないかと思います。(やまと=2年)
イケメンな先生の授業は人気…?
かっこいい先生、かわいい先生の授業はテンション上がる……なんて意見も。
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先生が見た目含めて好感度高い
やはりかっこいい先生、かわいい先生から教わるとやる気出ますよね。「学校一イケメン」と名高く、女子生徒からの支持が熱い先生は「授業が分かりやすく、字もきれいで見やすい」と評判。
授業始めに先生のお子さんの話をするのも、好感度を上げているようです。残念ながら私は受けたことがありません(泣)(JiWoo=3年)