飲食店でアルバイトをしているねむるりさん(高校3年・女子)。最近増えている注文用のタブレットにとまどい、怒り出すお客もいるといいます。お客と接する中で考えたことを寄せてもらいました。

分からないことは素直に伝えて

私は飲食のアルバイトをしています。最近タブレットの導入が進み、お客さまにはタブレットで注文していただいています。年配の方だと使い方が分からないことがあり、私たちが教えるときがあります。

丁寧に「使い方が分からないので教えてください」と言ってもらえると、私も「丁寧に分かりやすくお伝えしよう」と思います。ですが、いきなり頭ごなしに「どう使うんだよ! 分かりにくい!」みたいな風に言われると「じゃあ来なければいいのに……」なんて思ってしまいます(笑)

タッチパネルの使い方が分からない

謝ることでお互い気分よく

さまざまなお客さまを見ると、前者の丁寧な対応をする人のほうが結局得するのでは……と思います。私も分からないことは相手が自分より年下、年上関係なく、立場なども関係なく聞ける人になりたいと思います。

また、間違えて注文してしまったときに、「すみません、間違って注文しちゃったんですけど」と言ってくださるお客さまがいました。

仮にその「すみません」が店員である私を呼ぶための言葉だとしても、料理を運んだときに「頼んでない」と言われるよりずっといいし、ありがたいなと思いました。

ちょっとした言葉かけで印象が変わる(写真はイメージ)

正直な言動ができる大人になりたい

こういった経験から、私が見習いたいと思う大人は、分からないことを年下の人に聞けたり、間違えたことはしっかり謝罪できたりする人です。

将来こんな大人になれるように、今から頑張りたいと思います。(高校3年・ねむるり)

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