「勉強のやる気が起きない」というのは、高校生の永遠の課題です。行き当たりばったりで勉強してもやる気を維持できませんよね。そこで、私が成功した「計画を立てて勉強をする時間術」をご紹介します。(高校生記者・マリーナ=3年)

前日にやるべきことを「5つだけ」書き出す

私の学校はテスト勉強に加えてとても課題が多く、時には7、8つとエッセーやプレゼンテーションを掛け持ちします。テスト勉強では、暗記などから始めるなどハードルを下げる方法がありますが、課題はそうはいきません。

そこでまず、前日に次の日やらなければいけないことを「5つ」だけ書き出すようにしています。ある研究で、人間はタスクが5つ以上あるとハードルが高くなることがわかっているからです。余裕のある日のみ、それにプラスしてタスクを行うようにしています。

ある日のタスク一覧。5つをチェックボックスで!

週末はスケジュールアプリを使う

余裕のある日や週末はまとまった時間が取れるので、夜にスケジュールアプリを使って大まかに時間を区切り、予定を立てておきます。

こうしておくことで「次何しようかな」と悩む時間が減るので、切り替えがしやすくなります。どれくらい時間がかかるのかの予測をすることで、見積もりをする力も身につきます。

スケジュールはスマホのデフォルトアプリで管理する

30分か15分で時間を区切る

このとき、課題やまとまった勉強は30分・15分のコマで計画します。

タスクに合わせてかける時間を選択し、組み合わせて計画を立てることで、ストレスがかからない程度に、時間に対して危機感を持つことができます。大きな課題でも連続でやるのは最長45分にすることで、学校の授業程度の集中力を持続させることができ、15分で暗記ものをやったり、細かいタスクを片付けることができます。

本当に自分を追い込みたいときには、45分の中で早く終わったら休憩、とします。

シンプルなルールで区切っているので、慣れれば10分程度で次の日の予定が立てられるようになります。たった10分で翌日の勉強効率が変わる。ぜひ試してみてはいかがでしょうか?