偏差値が80ある高校生記者のささみさんは、国内有数の進学校に通っています。勉強が得意な高校生は、動画やインターネットをどのように勉強に活用しているのでしょうか。ささみさんが実践する利用法を教えてもらいました。

普段から動画やインターネットを勉強に活用しているという人は、少なくないのではないでしょうか。この記事では、私が勉強で動画やインターネットを使うときに気をつけている点を紹介してみたいと思います。少しでも参考になればうれしいです。

動画視聴に使うiPad。最近は「ただよび文系チャンネル」というYouTubeチャンネルの世界史動画をよく視聴しています

 

1、調べものはスマホNG、電子辞書か参考書で

調べ物をするつもりでスマホを手にとったはずなのに、ついついSNSを覗いてしまっていた……恥ずかしながら、私にとっても身に覚えのあるエピソードです。

私は、「調べ物はまず電子辞書か参考書でする」ことを徹底するようにしています。オンラインコンテンツに集中力を削がれないようにするための工夫です。

2、授業動画は「ながら学習」のツールに

ネット上には多種多様な授業動画が無償で公開されていますよね。

私も以前、いわゆる「動画講座」を本格的に視聴していたこともあったのですが、学校の勉強とうまく両立できず「虻蜂(あぶはち)取らず」の状態になってしまいました。とても便利な動画の数々ですが、今は「ながら学習」のツールとして使っています。

朝、身支度をしながら学校の授業の軽い復習のつもりで視聴する、といった具合です。

3、不正確なネットの情報に振り回されない

インターネット上の情報には、残念ながら、正確でないものも多くあります。

インターネットで調べ物をする際には、複数のサイトを比較したり、情報源の確かなサイト(大手の企業や官公庁のサイトなど)にアクセスしたりするなどして気をつけています。

ですが、そもそもインターネットを使うことの方が少ないです。先述の通り、まずは電子辞書や参考書を頼りにしています。

小学生のころから愛用している電子辞書。カシオのEx-wordシリーズです

ちまたにあふれる便利なオンラインコンテンツの数々。上手に活用できるよう、これからも頑張っていきたいです!(高校生記者・ささみ=3年)