高校生が避けて通れない、英単語の暗記。英語力を上げるためにも欠かせません。高校生はどんな方法で覚えているのでしょうか。高校生記者に英単語の暗記法を教えてもらいました。
アプリと音声を活用
まず、「Quizlet」という単語帳機能のあるアプリを使って一通り英単語を覚えます。
次に、その単語に対応した音声をダウンロードして、単語が流れた瞬間に意味を言えるかの確認をします。できなかった単語は単語帳に付箋を貼って、チェックをつけて、英単語の部分を隠し、紙に書いて確認をします。これをできるまで繰り返します。
英単語を英文中でわかるようにするため、また、意味が複数ある英単語を覚えるために例文を瞬間的に理解できるまで音読します。(やまちゃん=3年)
王道の赤シート隠し
私は電車の中や学校の休み時間に英単語の勉強をしています。
使っている英単語帳は、『英単語ターゲット1900 6訂版』と『共通テスト対応英単語1800』です。『英単語ターゲット1900』の方は赤シートで日本語を隠しながら、日本語の意味がすぐに出てくるかどうかを確かめながら覚えています。
30単語ずつくらいに区切って、覚えられなかった単語に印をつけて繰り返しやると、覚えられます。この2つの単語帳はスマートフォンのアプリもあるので、アプリで勉強することもあります。(manami=3年)
文章を作って理解する
私が行っている方法は、「Quizlet」というアプリを使うことです。
これは単語帳のような役割もありますが、シャッフルはもちろん、「単語→意味」だけでなく「意味→単語」のように順番をひっくり返したり、単語を入力してスペリングを覚えたりすることもできるので、とても便利です。
ほかには、少し時間はかかりますが、文章を作るのは非常に効果的です。
どのようなシチュエーションで、どんな使い方があるのかがわかると長文読解などにも生きてくるので、覚えるだけではなく、汎用性のある知識として学習することができます!(マリーナ=3年)
3回以上単語を確認、チェックつける
学校の単語テストのときは、最低3回以上は単語を確認するようにしています。
1回目はテスト前日、どんな単語があるのか確認します。その後は、寝る前や翌日の通学中などちょっとした時間に再確認し、わからなかった単語の横に×を付けていきます。
×が3つ以上ある単語には蛍光ペンで線を引いて強調するなどして、×が多く付いている単語を重点的に暗記します。
最後に、授業前の休み時間にざっと目を通してからテストに臨みます。(Haly=3年)
1ページずつ覚えて反復
1ページずつ、英語を見ながら書く→英語を隠し日本語を見て書けるようになるまで繰り返すことで覚えています。
英語を見ながら書くときは、語源を考えながらすると覚えやすいです。日本語から訳すときは、1ページが完全に訳せるようになってから次のページに行きます。その後適当なところで最初のページに戻り、日本語から訳すことをもう一度します。
こうすることで忘れてしまった語句の確認ができ、その後も忘れにくいと思っています。(りんぐ=3年)
音声聞いて書いて覚える
英単語はZ会の『音読英単語』を使っています。
付属のCDをスマホに入れて、音声を聞きながら書いて覚えています。単語は繰り返し書いたり、読んだりして覚えています。
違う品詞も合わせて覚えておくと実践で応用が効きます。自分は単語が書けることよりも、意味が分かることの方が重要だと思うので、繰り返し読んでいます。(NAGY=2年)
まず単語のイメージをつかむ
1週間で30語くらいを覚えています。
まず、発音を確認して音と日本語の意味を覚えます。次に接頭辞や接尾辞に注目して単語のイメージをつかみ、日本語の意味を理解します。そして、日本語の意味を見ながら英単語が言えるようになるまでくり返し覚えます。
私は『英単語の語源図鑑』という本から単語のイメージをつかむことを学びましたが、こうすることで新しく他の単語を覚えるときも覚えやすくなります。(アキ=2年)
朝自宅で、電車の中で覚える
電車の中と朝自宅でやっています。電車の中だけだと気が散ってしまうので、朝も行うことで反復で覚えられるかなと思っています! 『ターゲット1900』や『システム英単語(シス単)』を使っています。(おかゆ=3年)